第2002回
■マダムさんからのＱ（質問）：香港に法人を

私どもは東急田園都市線沿線の地主です。
たぬきやきつねがすむ山が東急の開発で高級住宅地になり、
すぐそばに駅ができて、
固定資産税が驚愕する税額になりました。

賃貸経営をしては毎年固定資産税を支払ううちに、
たくさんの賃貸物件をもつようになりました。
相続税も試算してありますが、巨額です。
先生のHPやご本に香港の税法の勉強をしたほうがいい
という記載をよく拝見しますが、
具体的に香港にゆくほかになにか書籍はありますでしょうか？
また香港に法人を設立する場合のノウハウはありますか？

■ＱさんからのＡ（答え）

東京近郊に不動産を持っていた人たちは
自分の力ではなくて、
世の中の変化で金持ちになった人たちですから、
棚からぼた餅が落ちてきたようなもので、
自分たちがそれに対応できるかどうかによって
今後の懐具合が決まると思います。

いまの日本の相続税は最高50％ですから、
昔に比べればよくはなっていますけど、
跡を継ぐ人にとっては結構大変です。
そういうことが頭から離れないということであれば、
自分で勉強する必要があります。
人づてで香港に行って勉強する方法もありますけど、
私たちも１年に１回か２回くらいは
香港経由の旅行をしておりますので、
その時に行けばしぜんに友達ができて、
具体的な勉強ができるんじゃないでしょうか。