中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2108回
やまさんからのQ(質問):銅板メーカー

Q先生、こんにちは。
台湾と日本の至宝であられる先生に
中国株について一つ質問させていただきたく存じます。
ある素材関連銘柄に関してご教示賜れば幸甚です。

昨年暮れに香港に上場した興業銅業(コード505)ですが、
上場してすぐに4.8HKDまで倍近くの値をつけましたが、
その後あっという間に半値以下の
1HKD後半くらいまで急激に下げてしまいました。
この会社は銅板メーカーということだけは分かっているのですが、
業界におけるこの会社の地位や将来性などについてご教示ください。

また、銅は有望な市場ですが、
銅板メーカーも今後成長を非常に期待していい業種なのでしょうか、
以上2点お願い致します。


■QさんからのA(答え)

私は株のセールスマンではございませんので、
どの株がいいとかそんなことを言う立場にありません。
また何でも知っていると思ったら間違いで、
私も皆さんと同じ立場なんです。
あなたがお聞きになっている株について
私は直接お答えのできる立場にはありません。

素材を作っている会社と
消費財を作っている会社とは違う動きをします。
ですから石炭を掘っている会社、
銅、鉄を作っている会社と最終消費財をつくっている会社とでは
それぞれの性格が違います。
素材を作っている所は景気不景気が大きく影響していますので、
需要が減って商品の相場が下がれば株価はドンと下がるし、
逆に需要が増えれば株価が上がるということの繰り返しです。
しかし、そうした企業の業績以外に、
その会社の経営者が
どんな考え方で経営しているかということで
配当金の出し方も違いますので、
それが株価に影響することもあります。
総じて言えば、今のように原材料の高くなる時には
それを加工している商売は却って儲けが減りますので、
大きな期待をすると当てがはずれます。

いまはオリンピックが終わったら景気が悪くなると
皆が思っていますから、
実際には多分、その逆のことが起るでしょう。


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2008年6月8日(日)

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