第2146回
■kunyさんからのＱ（質問）：シンガポールの資金

以前、上海でお話を伺った者で、
その節は貴重なお話有難うございます。

さて、現在、シンガポールに赴任しておりますが、
ここシンガポールも不動産業界等は
バブル状態の感を呈しておりますが、
また、すくなからずの資金がベトナムに流れています。
今後、シンガポールの資金等は
ベトナムのどのような産業に
重点的に投下されていくのでしょうか？
宜しければ先生の見解を伺えれば幸いです。
また、今後の御活躍を期待しております。

■ＱさんからのＡ（答え）

アジアではシンガポールと香港はかつてのイギリスの領土で、
帝国主義的支配のもとで成長し、
いまのような形に変わってきました。

今では世界的な投資の基地として
周辺諸国への投資が行われています。
それがベトナムに向う場合もあれば、
オイルマネーを集めることにも使われています。
いずれもお金を動かす仕事ですから、
国際的な環境の変化でどんどんやり方が変わって行きます。
見ている前で次々と変化が起ってくるのです。

でも私たちが持っているお金でできることはごく限られています。
あまり目移りしないように、安全な投資に徹して下さい。