第2209回
■中国株が最後の希望!!さんからのＱ（質問）：資源・素材関連株

Ｑ先生こんにちは、
いつもためになるお話ありがとうございます。
初めて中国株について質問します。

これからは公共投資や
内需関連が中心になると思って投資しています。
中国消防も買いました。
しかしどうにも分からないのは、資源・素材関連の株です。
原油や食物など世界的に上がっていく傾向にあるのは
今後も間違いないと思うのですが、
同時に政府の価格統制もあり、
意外にこれらの銘柄は苦戦するかもしれないと思っています。

しかし株価を見ると、
紫金鉱業や神華能源などはわりと高ＰＥＲで、
人気はあるような感じです。
また最近上場した陽光能源は、ＰＥＲは６倍程度ですが、
値動きを見ていると激しくて、人気はありそうです。
また今のところ、決算内容も良好です。

やはり資源関連はこれからも花形なのでしょうか。
先生はこれら資源・素材関連の銘柄についてどうお考えですか？
よろしくお願いします。

■ＱさんからのＡ（答え）

資源が足らなくなることは、
最近の石油の値上がりを見ても分かる通りです。
殊に中国やインドやその他の
BRICsの国々の生活レベルが上がれば、
資源はもっと大量に使われますから、
当然もっと不足が目立つようになります。

したがって資源株は今後も値上がりする方向にあることは
間違いないんですけども、
同じ資源を扱っている会社の中にも、
ボロ会社もあれば優れた会社もあります。
また時代によって経済のサイクルがありますので、
資源株がいいと言っても、
上げ下げがあって色んな目にあわされます。

そのままじっとガマンして持ち続けるなら別ですが、
資源株でうまく儲けようということになると
細心の注意と機敏な対応が必要です。
容易なことではないと思って下さい。