第2374回
■凌さんからのＱ（質問）：お金持ちの定義

センセイこんにちは。
書籍を棚卸ししてたら
「お金としあわせの組み合わせ」が出てきました。
パラパラっと読み直したらセンセイの持論、
中金持ちは使えるお金で月収100万円とあり、
「ああそうだったなぁ」としばし読みふけってしまいました。

ところで、野村総研や外資系金融機関に言わせると
富裕層の定義は金融資産のみで
１億円とか100万ドルとか言われています。
「日本のお金持ち研究」という本によれば
納税額3000万以上（年収１億以上）を
お金持ちと定義しているようです。

そこで大金持ちのセンセイに質問なのですが、
センセイの考える
富裕層とかお金持ちの定義はどんな感じなのでしょうか？

■ＱさんからのＡ（答え）

私の本の中で中金持ちというのは、
月に100万くらい収入がある人と書いてありますけど、
それは30年も40年も前に書いたものです。
その頃のあなたはまだ坊やだったんじゃないですか。

時間がたてばお金の値打ちも変わります。
よく、私がこの株に注目してくださいと
20年も前に書いていることでも
時間の経過を無視してそのまま受けとめる人があります。
私が月に100万円といったのは
普通の人の収入が10万円もあったかどうかの頃の話です。
ですから幾らということよりその時々の環境で、
どの位が中金持ちでどの位が大金持ちかとお考えになって下さい。
簡単に言えば
いまあなたが稼いでいるお金の10倍くらいだと思って下さい。