第2391回
■happymamaさんからのＱ（質問）：まとまったお金の運用方法

毎日有難うございます。
先日、香港の福臨門で美味しい料理を満喫しました。
でも私は「陶朱公館」の方が好きです。
ふかひれも鮑も最高でした。
感激して次の日も出掛けてしまいました。
「陶朱公館」に行く為だけに北京に行ってもいいと思っています。
美味しいお料理は人を幸せにしますね。
有難うございます。

もう一つ御礼とご相談をさせて下さい。
先回、地方都市の駅前に未来は？との質問に答えて頂きました。
一年もしないうちに先生のおっしゃった事が現実になりました。
主人に思いとどまってもらい売却する事にしました。
まとまったお金で東京の貸家を購入するか？
（古くなると維持管理が大変）
安くなっている株か？
運用を思案しております。
又、個人的な質問かと思いますが、
先生はいかがお考えでしょうか。ご指導下さい。
お願い申し上げます。

■ＱさんからのＡ（答え）

地方の不動産を売って東京の不動産に変わるのも、
もちろん一つの方法ですけども、
問題はどういう不動産を持つかです。

不動産を持つのは何のためかというと、
年を取って自分が働けなくなったときに、
それに養ってもらおうという気持ちが強いからだと思います。
私も若いときはそう思ったんですけど、
実際に年を取ってみると、
不動産も同じように年を取るものだということが分かりました。
昔買ったものは、あちらこちら傷みが出てきて、
それを直すくらいなら
もう一ぺん建て直した方がいいと子供たちに言われ、
じゃまた始めから借金の分割払いをやりなおすのかと、
ゲンナリしているところです。
株式投資はそれよりももっと不安定ですから、
もっと肝を冷やすことになるでしょう。
どちらにしても年をとってからの財産づくりは
心配事をよけいにふやさないことが大切です。