中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2612回
■雪風さんからのQ(質問):軋轢を感じた時は

何回かご質問にお答えいただいた雪風と申します。

旺盛な行動力で日々に邁進しておられる先生は、
反面「直言居士」でおられる側面を自然にお持ちのことと
拝察申し上げます。
このコラムでも、痛快無比な回答に
快哉を叫んでおられる読者も多いことと存じます。

先生は、日頃の活動でも
正直かつ直裁にモノを仰有ってるかと存じますが、
その分軋轢も多々あることと感じております。
他人様との軋轢を感じた時は、
どのような心懸けで乗り切っておられるのでしょうか。
ポイントをご教示いただければ幸いに存じます。
不躾な質問で失礼いたしました。


■QさんからのA(答え)

私は人からサラリーを貰っているわけでもないし
仕事が駄目だったら生きていけないという立場でもありませんので、
言いたいことは割合に言える立場にあると思っています。
しかし必要の無い軋轢を生ずるような発言をしても、
それが世の中のためになるわけでもありませんので
むやみに人の気に障るような話をする必要は無いとも思います。

ですからそんなに自分の意見を通すために
人とけんか腰になったことはありません。
社会的に有名になった人たちが
道を歩くのにも差し障りがあるのに比べれば、
どこに座ってメシを食っても別に心配しなくてすむというのは
また1つの生き方じゃないでしょうか。
お金に困るのでは困りますが、
余計な軋轢が無い生き方も
また一つの生き方ではないでしょうか。


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2009年10月25日(日)

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