中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2664回
■ひろさんからのQ(質問):床屋の経営

Q先生こんにちは。
私は独立自営で、
1000円で散髪を請け負う床屋を経営しておりますが、
いまひとつぱっとしません。
株式投資で増やした資金も、(100万円単位ですが)
事業拡張に使う気がしません。
もう少し資金が増えれば、活路も見出せるものでしょうか?
このまま1店舗集中が正しいのでしょうか?
最後に、先生の書籍を読んで人生の救いとなった者の一人として、
Q先生の長寿をお祈りしております。


■QさんからのA(答え)

散髪屋さんは一番早くから安売りの始まった仕事の一つですけど、
その後安売りではお洒落な人たちの要求を満たすことが出来ず、
革新的な展開はなされなかったと思います。

一軒の店でもそれなりに経費がかかるのに、
それを10軒100軒とふやしていくのはそう簡単ではありません。
じゃあ中国でやろうかと言っても、
中国では資本がなくても出来る仕事は俗に
「三刀(料理屋の包丁、散髪屋の剃刀、仕立屋の鋏)」
という言葉もあるくらい、中国人の得意とする商売です。
散髪だって道端で150円くらいでやっているわけですから、
もしあなたが中国でやるならその反対に、
お洒落な髪型になら幾らでもお金を払う人相手に工夫をすれば、
可能性がないとは言いません。
でも床屋さんは結局一人当たり幾らの利益を積み重ねる商売で、
しかもそれは自分一人では出来ませんので
人の力を借りればその分利益も薄くなる難しい商売のひとつです。
それとは別に資産を増やすために
株をやるのは反対ではありませんけど、
自分の本職をどうするかについては
ご自分でよく考える必要があると思います。


←前回記事へ

2009年12月16日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ