中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2902回
■洋ちゃんさんからのQ(質問):パシフィックアンデス

毎日、楽しみに拝見させて頂いております。

今回は、パシフィックアンデス(1174)についてですが、
食の多様化や健康ブーム、生活リズムのスピード化などにより、
これまでの肉食一辺倒ではなく
魚食へと大きく変革していくのではないでしょうか。
冷凍物流の発展と共に、
内陸部を含む中国13億の人が
好んで魚を食べられる日も近いのではないかと考えます。
また、有機肥料や飼料として魚粉も製造しており、
農業・畜産関連としても今後注目されるのではと期待しています。
現在、株価は低迷していますが
将来の展望等、先生のご見識をお聞かせください。
よろしくお願いいたします。


■QさんからのA(答え)

この会社は魚肉の仕事をやっていて、
それを見たらすぐにも中国人がたくさん魚を食べ出すような
錯覚を起しているようですけど、
肉よりははるかに少ないと考えるべきです。

日本だって、ニチロから始まって、
魚採りの仕事をやっているところがありますけど、
魚はもともとタダなんです。
でもタダの物を採って来て、
それでお金が儲かるかと言うと儲からないんです。
魚肉の商売をやっている所で今日まで生き残っているところは、
魚肉の加工をして、付加価値を付けて売る商売をやっています。
それでもたいした仕事は出来ていません。
ですからそれと似たような会社が
突然成長会社になると考えるのはあなたの錯覚です。
同じ業種の日本の会社がどういう結果になったかを
研究してみて下さい。
食料品の中で将来性のある分野はたくさんありますが、
将来性のある仕事とそうでない仕事の区別を
間違えないことが大切です。


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2010年8月11日(水)

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