第2936回
■まるこさんからのＱ（質問）：これからの中国投資

いつも世の中の大きな方向を示唆していただき、
ありがとうございます。

御蔭で先生の著作を中心に10数年前から中国株に注目し、
サラリーマンとしては応分以上の資産を築く事が出来ました。
お礼申し上げます。
少し余裕が出来ましたので、ここ４、５年、
中国以外の途上国（ベトナム、インド等）にも
少額ですが投資していますが、情報が満足に得られませんので、
ゼロになってもいい位の気持ちで10パーセント程度に留め、
やはり経済規模や将来性、情報収集の点で、
引き続き中国株を中心に投資していくつもりです。

これから10年中国に投資していく上で、
特に気をつけておくべきことを教示いただければと存じます。
よろしくお願いします。
末筆ですが、先生の更なるご長寿とご健康を祈念しております。

■ＱさんからのＡ（答え）

株というものは株価が高くなると出来高が増えます。
ということは株は安い時は誰も買わなくて、
高くなった時に買うということです。
損をしている人が多いのは当然でしょう。

ですから、安い時に買って、
高い時に売るということが株式投資の基本ですけれども、
その次は上がる株は持っていて、
上がらない株を売ったらよろしいのではないでしょうか。
というのも見ていると上がる株ほどよく上がります。
ですからそれを辛抱強く実行できたら、
もう一段上にあがれるのではないでしょうか。