中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第2985回
■ガイさんからのQ(質問):中華圏の方の見方は

Q先生、先日、投資旅行に参加させていただいた者です。

今回の質問ですが、
中華圏の方(中国本土の方や香港等の華僑の方)が
日本の不動産に関して、どのような見方をされているか、
お聞きしたく思います。
下の子供が大学生になる10年後を目処に、
海外に拠点を移そうと考えており、
先週香港に居住用の不動産の視察に行きました。
何だか割高でないか、という感じがしたのですが
香港の業者(日本人)曰く、
「表面利回り5%+キャピタルゲイン10%は見込めるので、
成績がマアマアの投資信託と同じくらい期待できる。」
とのことでした。
中国(特に本土)の方が、
北海道や富士山の見える別荘を購入される話は聞くのですが、
東京を中心とした収益不動産(表面利回り6〜8%ぐらい)を
投資の対象としてみておりますでしょうか?
(香港の業者に中国人に日本の不動産を売るビジネスしないか?
と持ちかけられたのですが)
税金や為替の動向を考えると、
投資として、海外の方も検討してもよいのではと思っております。
もっとも、先生に面と向かって
「東京も、そのうちシャッター通りになります!!」
と言われた私としては、先生の個人的な意見は、
何となく想像つくのですが、よろしくお願いします。


■QさんからのA(答え)

中国人は日本人に比べて不動産への関心は強いし、
また投機性も強いと思います。
但し中国人は日本人よりずっと計算高いですから、
うまく中国人に売れるとは考えない方がいいと思います。

いま中国では過剰流動性で人民元がどんどん国内でふえているので
不動産がジェットコースターのような動きをしています。
日本では中国のお金をアテに、北海道を始めとして全国的に
うまく誘致したいと考える業者が多いようですけど、
日本国内で不動産が上がらないのに
中国人が買ってくれたら助かるなんて期待しない方がいいし、
そこでうまく一山あてようなんて考えない方がいいと思います。
ただ中国のお金持ちの一部の人が北海道に行って別荘を作るとか、
東京で賃貸用の不動産を買うようなことは
あり得ないことではありません。
但し日本の税法はよその国に比べて厳しいので
その点でビックリして足踏みになる可能性も強いと見ています。





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2010年11月2日(火)

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