中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3020回
■tksさんからのQ(質問):先生の助言のおかげで

先生のお考えを毎日ありがたく拝読いたしております。

37年前(私が命を授かる前の年)
父が浪人していた頃と聞いていますが、
父は幸いにも邱先生のお話をお聞きする機会があり、
小資本でできる隙間産業として『ギフト業』を紹介されたそうです。
ギフト業も当時はベンチャービジネスだったのだと思います。

父は先生の教えのとおり実践して、
母と二人で車一台から事業を始めて
73歳の今では豊かな暮らしができています。
おかげさまで業界内ではトップクラスを走っていますが、
時が過ぎギフト業が斜陽産業であることは疑いようもなく、
業態転換・外国への移住など発想の大転換を目指しています。
向かい風のなか頑張ってくれている
70名の従業員の生活も出来るだけ守りながら、
上手に転換することを日々考えています。

先生におかれましては今後ともお元気でお過ごしくださいませ。
先生のご健康を祈念いたしております。
先生のお陰で今日の私たちがあります。
本当にありがとうございます。


■QさんからのA(答え)

おっしゃることは私の記憶にありませんが、
あなたのお父さんが私に言われてギフトショップをおやりになって
成功されたとしたら何よりのことだと思います。

でも同じ仕事がいつまでも続くわけではありませんし、
最近のように変化が激しいと、
一つの仕事が10年も続けばいい方だというのが
珍しくなくなりました。
従ってあなたのお父さんの時代はそれで良かったんですけど、
あなたの場合は
今の時代に合った新しい商売に変えて行く
工夫と努力が必要だと思います。





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2010年12月7日(火)

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