中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3121回
■どらたぬきさんからのQ(質問):語学の体得と使用のコツ

いつもコラムでのお言葉、
有意義に拝見させていただいております。

さて、語学についての質問ですが、先生の半生やお話などから、
閩南語、日本語、英語、広東語、北京語を
使われると察しいたします。
語学について、先生は難しいものでなく、
衣食住など生活に不可欠なものから覚えていく、
と仰っておられます。
この点以外に、先生が語学の体得と使用について何かコツか、
或いは特に気をつけていることはございますか?
広東語・北京語の中華圏の言葉と、日本語・英語とは、
すこし語学の性格が違うかもしれませんが。
不見識な質問を申し上げしまい、
非常に失礼ですがどうぞご教示お願い致します。


■QさんからのA(答え)

あなたよりも私の方がいくつか言葉ができると
私も思っていますけれど、
言葉というのはその国に行きますと
乞食でも子供でもみんな喋っているものですから
別に珍しいものでも何でもありません。

大切なことは人よりも言葉が出来れば
その分自分がやりたいことの範囲が広がるということです。
通訳をやって世界の大金持ちになったという話は
聞いたことがありませんので、
そんなことよりも多国籍にまたがって
自分にできる仕事は何かを勉強する方がずっと大切だと思います。


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2011年3月18日(金)

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