中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3140回
■香港投資さんからのQ(質問):不動産は上がる、下がる?

いつも貴重な情報をありがとうございます。

現在、先生のベストシリーズを順々に拝見させて頂いています。
当時の時代を振り返り、今後、どのように環境が変化してくるのか
風林火山のごとく考えております。
不動産がいちばんを拝見して、
先生の先見性について深く感銘を受けております。
その後、江副さんの不動産は値下がりするを拝見しました。
また、昨今は小さい子どもまでが不動産はあがらない、
デフレと言っているのを聞きました。
この時期こそ不動産がいちばんを教科書として
不動産投資をしたいと考えております。

そこで不躾な質問を1点させて下さい。
先生が今、不動産についての本を出版されるのであれば、
不動産は上がる、下がる
どちらに力点をおいて記載されますでしょうか。
今後もベストシリーズを拝見させて頂きたいと思います。


■QさんからのA(答え)

私が「不動産が一番」を書いた頃は、
文字通り不動産の全盛時代でした。

それがバブルの崩壊と共に一時期、鳴りを鎮めましたが、
自分の財産を振り返って見ると、残っているのは事業でなくて、
事業がうまく行っている時に、
あまったお金で手に入れた不動産だけです。
ですからやっぱり
「不動産が一番」だなあという感を深くしています。
その不動産が上がるか、下がるか、は時代によっても違いますし、
国によっても違います。
固定して考えないことが大切なのではないでしょうか。


←前回記事へ

2011年4月6日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ