第3160回
■シンタさんからのＱ（質問）：一番のワクワク経験

Q先生、こんにちは。
いつも弊方の未熟な質問にお答え頂き誠に有難うございます。
今日ご質問させて頂くことは
直接投資とは関係のないことかも知れませんが、
興味があり質問させて頂く次第です。

私はいつも「ワクワク」する方向に従って生きております。
おかげで今非常に幸せです。
後悔もありません。
Q先生もご自身が
ワクワクすることをされて来たであろうとお察し致します。
そこで、今までQ先生が「これは本当にワクワクした！」という
「一番のワクワク経験」があれば是非教えて頂けないでしょうか。
過去より今、未来ということで
「そんなことは忘れた！」でしょうか？
お叱り覚悟でご掲載を楽しみにしております。
どうぞいつまでもお元気で！

■ＱさんからのＡ（答え）

人生にはワクワクすることもあれば、
ヒヤヒヤすることもあります。

私の場合はワクワクよりも
ヒヤヒヤする場面の方が多かったんじゃないかと思います。
台湾の政府に逆らって、
つかまったら一発食らってお仕舞いになるような目にあった時は
やっぱりヒヤヒヤだったでしょうね。
香港に逃げた将来どうなるか分からなかった時もヒヤヒヤでした。
反対に少し良い目にあったのは、
全くのシロウトが小説を書いて直木賞をもらった時だと思います。
でも一般の日本の小説家と違って、
なかなか仕事をもらえませんでしたから、
あとがワクワクというわけにはいかなかったと思います。
長く亡命生活をして、次に台湾の政府から
逆に帰ってきてくれんかとお迎えがきた時も、
ワクワクするよりはむしろヒヤヒヤで、
どんな目にあわされるか分からないという心配もありました。
ですから自分の人生を振り返って見ると、ワクワクするより
ヒヤヒヤした時の記憶の方が強く印象に残っております。