第3428回
■タコヤキさんからのＱ（質問）：日本の地方政治のこれからについて
（40代　男性）

邱永漢先生、毎日勉強をさせて頂いております。
有難うございます。

さて、前回行われました大阪市長選挙にて
弁護士出身の前知事・橋下徹氏が
大差で勝利をしました。

彼の構想には大阪を「都」のように
１つにまとめるという野望があるようですが、
人件費やハコモノ行政への削減の嵐が吹くと
戦々恐々の人々もいるようです。

日本全体が赤字に苦しむ中、
こうした地方からの無駄の削減は
一筋の光になるのでしょうか。
Ｑ先生のご感想をお聞かせ下さい。

■ＱさんからのＡ（答え）

時代はどんどん変わっていきます。
そして、いつもその時代に足らない所を
解決していくのが政治ですから、
新しい政治家がいままでのやり方に満足しなくて
新しいことを考えるのは当然のことです。
日本の国では、政治家もそう考えているけど、
もちろん、投票する人だって
そのくらいのことは考えるでしょう。

ですから、それがどういう方向に行くのかは、
皆さんが決めることです。
もちろん、投票の制度が
今のような形でいいわけではありませんが。