中国株・起業・人生相談・Q&A-ハイハイQさんQさんデス-邱 永漢

第3541
■香港島さんからのQ(質問):香港の雑誌につきまして
(3
0代 男性)

邱先生、いつも勉強させて頂いております。

先日出張で香港に行きましたところ、
先生のお顔が表紙の雑誌を見つけました。
「iMoney」という経済誌だったのですが、
先生の注目されている銘柄や投資視察団の様子など
最新情報が満載でした。

数え切れないほど多くの取材を
受けて来られた先生ですが、
香港の雑誌の取材方法はやはり、
日本のそれとは全く違いますでしょうか。


■QさんからのA(答え)

香港で多い時は
1年に10回くらい雑誌の表紙になっています。
私が表紙に載っていると
その号は良く売れるんだそうです。
どうしてかというと、私の発想は香港の人にとって
新鮮に映るんじゃないでしょうか。

日本人もそうですけれど、香港で株をやる人は、
今日買ったら明日売るというような、
相場で勝負するという人が多いんです。
それに対して、私は
相場で勝負をすると必ず破れてしまうから
時代と共に大きく成長する会社はどこかというのを探して、
その会社の社長と同じように
ジッと持っていなさいとすすめます。
そういう視点で物を見る人が
香港のプロの中には少ないので、
フレッシュに感じるのではないでしょうか。

香港には4ヶ月に一度くらいのペースで考察団を連れて行きます。
私が道を歩いている間中、カメラマンがついて来て
私の写真を撮りますから、
どんな大人物かとみんながびっくりして見ています。
慣れれば別に大したことでもありませんが。





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2012年5月11日(金)

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