■hiQ編集部から■


強い意志で歩き始める

HiQにて「食べる歓び」を連載中のJ.C. オカザワさんが、
第106回いつもおいしく食べるために(2) にて、
「池上駅前から蒲田を抜け、六郷川を渡り、とうとう横浜に辿り着いた」
と書いておられました。
距離を測ってみると、実に14km以上で、
休まず歩き続けても3時間ほどかかる道程です。

詳しくオカザワさんにお伺いしたところ、
「気になったお店や、商店街をチェックしながらなので、6時間以上歩き続けました」
との事でした。
おいしいお店の数々は、こうして発掘されていくわけです。

生涯歩き続けた人と言えば、
日本地図を作った伊能忠敬は56歳から全国を歩き始め、
16年間で歩いた距離が約4万キロ、地球一周分に相当するそうです。

「歩く」という行為は、
何か目的に突き進むという意志の強さが原動力となっている様です。

私の祖父は85歳を過ぎておりますが、今年の初めに腰を悪くし、
歩くことができなくなってしまいました。
先日、祖父宅にお見舞いに行く機会があったので、
呼び鈴を鳴らすと、
なんと出迎えたのは祖父でした。

歩いて大丈夫なのかと聞いたところ、
「新しいゴルフクラブを買ったから、早く治してゴルフがしたい」
と言うのです。
祖母は「ゴルフは無理だからよしなさい」と諭した様ですが、
言う事を聞かないで歩きまわっているそうです。

「もう一度、ゴルフがやりたい」
という意志が作用したにせよ、
孫の私としては歩いている祖父の姿は嬉しいものでした。

このお話しに関連するかはわかりませんが、
最近のハイハイQさんにて、Qさんがこんな事を言っておられました。

「ああしようか、こうしようかなど迷うようだったら、 
迷っているうちに一生が終ってしまいます。
一番大切なことは「よーいドン」と言ったら走り出すことです。
私は「ドン」と言わないうちにもう走り出しておりますが。」

とても大切な事だと改めて思いました。

2006年11月29日(水) HiQ編集部 K


高度成長と環境問題

YAHOO!ニュース「中国都市部で地表水域の90%が汚染されている」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000032-rcdc-cn

中国での環境汚染の問題はかなり深刻なようです。
日本でも高度成長期には様々な公害問題が起ったように
成長が第一目標の時には
どうしても環境は後回しになってしまのでしょうか。

しかし、ユーラシア大陸の大部分を占める広大な中国での環境汚染は
もはや一国の問題ではなく、
国際的に解決すべき問題になのかもしれません。
幸い先進国では環境技術の開発がすすんでいますから、
日本も含め、環境問題の先進国が
技術提供をしていく必要があると思います。

山水画や中国の映画で見るあの美しい風景が
10年後も見れることを祈るばかりです。

2006年11月27日(月) HiQ編集部 T


掃除で開運

大掃除には一足も二足も早いのですが、先週から部屋の大掃除を始めました。
「捨てられない病」を長く患っていたためか、いざ手をつけてみると
捨てるべきものがワンサカ出てきます。
本にはじまりCD、洋服、B'zの予約特典ルービックキューブまで、
大げさでなく、部屋の中央にはこんもりとした小山が出来ました・・・。

しかしそのおかげで、今までのうっとうしさがウソのような、
軽やかな部屋に生まれ変わり、風通しもよくなりました。
そしてさらに、この「物捨て」を思いっきり実行してからというもの、
良いことが起こってきたのです。

・父親が急に食欲アップ
 うちの父は元々食が細く、そのため風邪などをひきやすかったのですが
 昨日の夜は私が生きてる中で初めて、ご飯をおかわりしていました!
 30数年で初の光景・・・ジャングルに咲く幻の花もビックリです。
 まあその調子で長生きして欲しいものです。

・交渉進展
 わが町の道路計画に我が家は引っ掛かっており、移転交渉中なのですが、
 少し良いきざしが見えてきました。

・金運アップ
 ちょっとした懸賞が当たったり、急におこずかいが入ったり・・・。

先週始めてこの効果!
(「気のせい」かもしれませんが、「気の持ちよう」にも一役かっているのでお許しを)
最近ツイてないなあ、なんていう方がいらしたら、どうぞお試しください。

2006年11月24日(金) HiQ編集部 M


情報を効率良く得る方法

本日は、今週月曜日にスタート致しました高橋守さんのコラム
「華僑の生き方」の第2回目の連載日です。
第1回目は次回が非常に気になる形で終わりました。
続きが気になっている読者様も多いと思います。
どうぞお楽しみ下さいませ。

高橋さんのコラムを始めとして、HIQには株から医療、食、文化、法律など
様々な情報が溢れています。
当サイトのように1つのサイトに情報が集まっていると、
読者の方々は効率良く情報を得る事ができると思いますが、

普段、広大なインターネットの中から、有用な情報を見つけ出そうとすると、
非常に余計な時間がかかってしまう場合があります。

ここで重要になるのが、信頼できる情報が短時間で得られるサイトを
「知っているか」「知らないか」の差が大きいということだと思います。

情報を得る手段は人それぞれのやり方がありますが、
下記は1つの参考意見としてお聞きくださいませ。

私の良く利用するサイトとして「OKWave」と「kizasi」があります。

「OKWave」は一般の人々が情報を求めて集まり、
良回答者にはポイントが付与される為、
回答者が、いい加減な回答を避ける傾向にあります。
この点、ただの掲示板と違い、信頼できる情報が得られる可能性が高いのです。
また自身で質問をする事もできます。(ID登録が必要ですが)

一方、「Kizasi」は、その日、個人のブログで話題になった出来事を集計しており、
話題がいち早くわかる点と、ランキング形式で見やすい点が重宝されます。
検索をかけて、ある特定の話題を書いたブログを探す事もできます。

最後に、これはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
検索エンジンを使って、何度検索をかけても、
ヒット数が多すぎて、上手く情報が得られない時はございませんか。

そんな時はキーワードを「""」で挟んで、もう一度検索をかけて見てください。
例えばYahoo!において
「成長株の投資」はそのまま検索すると4万件もヒットしてしまいますが、
「"成長株の投資"」と検索すると、100件以内に抑えられます。

文中に「成長株の投資」と記述のあるサイトを正確に拾ってくれる機能です。
一度お試し下さいませ。

2006年11月22日(水) HiQ編集部 K


新コラム本日スタート

投資コンサルタント・高橋守さんのコラム「華僑の生き方」本日スタートです。

世界中にちらばり地盤を築き、富を手に入れている「華僑」。
彼らがいかに世界を股に掛けるネットワークを形成し、
資産を作り出したのか。
これを長年華僑と付き合いのある高橋守さんが教えてくれます。

「資産をいかにして増やすか」
「増やした資産をいかに守るか」
華僑を見れば、その答えがわかります。

是非お読み下さい!

2006年11月20日(月) HiQ編集部 T


華僑の生き方

来週月曜から始まる新連載「華僑の生き方」は、
アジア各地の華僑富豪たちを身近で知る、高橋守さんによるコラムです。
コラムの中にはケタ違いの富豪が次々と登場しますが、
この富豪たちが高橋さんに伝える数々の哲学は、
私たちの日常にも変化をもたらすものです。

海外の主要都市へ行くと、チャイナタウンや中華料理店によく遭遇します。
中でも私が驚いたのは、イスタンブールで見つけた中華料理店でした。
エミノニュというガラタ橋のたもとの船着場から
旧市街のスルタン・アフメットへ通じる
曲がりくねった坂道の途中にその店はありました。
一人旅でしたから、早速一人で夕食に入ってみると、
何とお客は最初から最後まで私一人という状況で、
一体どうやってこの店はもってるのか、不思議に思うところではありましたが・・・。
(しかも店構えはかなり立派な、吹き抜けの二階建てでした)
その時初めて、イスラム圏でも活躍している華僑がいると知り、
その行動力に脱帽しました。

・・・などと感心している場合ではありません。
このコラムから、世界のあらゆる場所で活路を見出す、
彼らの根底に流れる哲学を私も学びたいと思っています。
どうぞご期待ください。

2006年11月17日(金) HiQ編集部 M


通勤ラッシュは解決不可能?

朝の通勤ラッシュはもはや日常の光景となりました。
ギュウギュウの電車に詰め込まれ、乗り換えの駅に到着すると、
ホームのベンチに倒れこむ女性の方々をよく目にします。
圧迫された車内で体調を崩されたのか、皆さん辛そうです。
中にはひどい人になると、
駅員さんに両脇を抱えられて運ばれていく方もいます。

その後、回復してから再び電車に乗り込み、職場へ向うのだと思いますが、
毎日の事ですし、これで身体に良いわけがありません。

とあるサイトに記述がありましたが、BBCの調査によりますと、
臨戦体制の戦闘機のパイロットや機動隊の隊員よりも
通勤ラッシュに巻き込まれた会社員のほうが強いストレスを感じるとのことです。

ただ、鉄道会社も朝の列車本数を増やすなどの対策を施し、
混雑の目安である「乗車率」を下げる努力を行っているそうです。

各乗車率別の車内状況は下記の通りです。

150%=広げて新聞を楽に読める。
180%=折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%=体が触れ合い相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
250%=電車が揺れる度に体が斜めになり身動き取れず、手も出せない。

首都圏地下鉄の朝の乗車率は、平均でも「170%以上」と言われております。
しかし、旧国鉄時代の通勤ラッシュ時は、
乗車率が「300%」を越える時もあったそうです。
高度経済成長を支えた先輩方は、命懸けで会社へ通勤していたようです。

現在でも様々な対策を施していますが、
以前として、ラッシュ状態は続いております。
もはや企業努力でどうにかできるレベルを超えているのかもしれません。

ホームのベンチで苦しそうにしている方々を見ると、
何とかならないものかと強く思います。

2006年11月15日(水) HiQ編集部 K


採用のために

Qさんが皆さんの質問に答える
「ハイハイQさんQさんデス」のコーナー。
毎回たくさんのご質問をいただいておりますが、
今回は「こんな質問が採用されやすい」
というのをご紹介いたします。

まず、採用されにくい質問ですが、
・文面が短すぎる、または長すぎる質問。
これは掲載スペースの関係上採用されにくくなってしまいます。

・あまりに個人的な内容の質問。
「保有株は○○株、○○株、○○株ですが、いかがでしょうか」
といった質問はQさんが答えにくい質問ですので難しいと思います。

以上に当てはまらなければ
採用される確率はかなり高くなると思います。
また、株だけではなく色々なジャンルの質問もお待ちしております。

なお、編集の都合上、ご質問をいただいてから
即掲載することができませんのでご了承下さい。

では皆さんのご質問お待ちいたしております。

2006年11月13日(月) HiQ編集部 T


ワインで肉じゃがほおばる幸せ

関東地方はここ数日、ぐっと寒さが増しました。

夏はビールがおいしい季節ですが、ここまで寒いともう飲みたくなくなり
晩酌の主役は常温でもおいしいお酒になりました。
中でも一番出番が多いのは赤ワインで、
これはもう私にとっては冬の定番酒です。
いちいち買うのは面倒なので、気に入った銘柄を箱で買い
いつでも開けて飲めるよう、ストックしてあるのです。

辻調理師専門学校の創設者、故・辻静雄氏はその著作の中で

 いつか日本人がワインを日常の飲み物とする日がくる。
 アツアツのじゃがいもにワインをグビっとあおって、ああうまい、と
 そうなって初めて日本にワインが定着したと言えるのじゃないか・・・

という一文があり、
この本が書かれた当時は、ワインがまだ高級品で
「ハレ」の飲み物だったことがわかります。
辻氏が亡くなって十数年がたち、
何の変哲もない平日の夜、
肉じゃがをほおばりながらワインをグビグビ飲んでいると、
ああ幸せな時代に生きてるなあ、と思います。

2006年11月10日(金) HiQ編集部 M


定年退職でホームヘルパーに

最近、我が家の父親がホームヘルパーのアルバイトを始めました。
初めは、按摩師やマッサージ師を目指したようですが、
訓練と費用が大変そうなので諦めた様です。

父は山登りが好きで、小さい頃、よく一緒に連れて行ってもらいましたが、
登っている時に、どんどん先に進んでしまうので、子供の足では追いつけず、
危うく遭難しかけた事があります。
スーパーに買物に行って、迷子になった事も何度もあります。

「ホームヘルパーをやりたい」
と父が言った時は、ハイキングコースで子供を遭難させたり、
スーパーで何度も迷子にさせるほど、
周りに気が付かない父に、そんな仕事ができるかと思いました。
仕事上、相手は病人の方もいらっしゃるわけですから、
万が一があってはならないお仕事です。

「お父さんには無理だよ」
とだけ伝えておきましたが、その翌日には講習会に通い出した様です。

研修を終了し、いよいよお仕事が始まったわけですが、
仕事の依頼が携帯電話のEメールで来るらしく、
まるで女子高生の様に携帯電話ばかりいじっています。

しかし、携帯でメールを打つ事に不馴れですので、
返信が遅く、仕事が他に回されてしまった事もあるようです。
私も協力して、
なんとか早く打つ方法はないものかと試行錯誤しています。

お仕事としては、お風呂に入れてあげたり、買物に連れて行ってあげたり等、
多種に及ぶようですが、段々と、人の面倒を見るコツが分かってきた様で、
家でも率先して家事をやる機会が増えました。

初めは反対していた母も、最近では応援している様です。
今月は訓練と称して、お風呂掃除を毎日やってもらっているそうです。

毎日の生活にもメリハリが出て来たようで、
会社に勤めている時よりも元気になってきました。

新しい仕事をやる事で、活力が出てきたのでしょうか。

2006年11月8日(水) HiQ編集部 K


新コラム開始と美への道

3連休をいかがお過ごしになられましたか?
いまは暑くもなく、寒くもなくでちょうどいいシーズンですね。

本日より新コラム
「ゲーテの国からアジアを見れば」がはじまりました。
ドイツ・フランクフルトより
伏見緑さんがヨーロッパでのアジアブームの現状を紹介いたします。
是非お読み下さい。

また、本日のもしQで話題になっている化粧水ですが、
編集部の女性スタッフも試用しており、効果があるようです。
残念ながらまだ日本では販売されておりませんので、
興味がある方は11月28日の上海邱友会
王振国さんの病院への見学が予定されておりますので
参加されて、効果をお試しになられてはいかがでしょうか。
募集はまもなく締切となりますので、
お申込はお早めにお願いいたします。

2006年11月6日(月) HiQ編集部 T


質問がないとひとりごとに

「ハイハイQさんQさんデス」は皆さんの質問が命の人気コーナーです。
時には「もしもしQさんQさんよ」以上のアクセスを記録する日もあり
帰国するたびにQさんも、
皆さんから寄せられる質問を楽しみに読んでいます。
また感想メールもたくさんいただいており、
もちろんそのメールにも、Qさんをはじめ編集部一同励まされております。
この場をかりて、改めてお礼申し上げます。

そして・・・更なるQさんへの質問、お待ちしてます!
皆さんの質問でQさんの脳みそをシャッフルしてもらうことで
Qさんはますます元気に若返ってしまいます。
どうぞご協力、よろしくお願いします。


古川さんの超美食会は、まだまだ参加者募集中です。
新しいグルメ仲間との出会い、ハイQ読者との交流も期待できる超美食会。
味覚のシャッフルも兼ねて、是非ご参加ください!

2006年11月3日(金) HiQ編集部 M


西ドイツの記憶

11月6日(月)からスタートします、
伏見 緑さんの新連載コラム「ゲーテの国からアジアを見れば」
今や世界第三位のGDPを誇る経済大国、「ドイツ」がわかるコラムです。

私は幼少期、父の仕事の関係から西ドイツに住んでおりましたので、
当時のドイツでの生活の記憶が断片的にですが、残っております。

ドイツに来た当初は日本との違いに困惑しました。
休み時間に、学校の水道の蛇口から水を飲もうとすると、
ドイツ語の先生に猛烈に怒られました。
水道の水といえど当時は清潔ではなく、蛇口から飲む事は禁止されていました。
日本で、蛇口からガブガブ水を飲んでいた私には全く理解できませんでした。

学校生活では嬉しい行事もありました。
私が通っておりましたデュッセルドルフ日本人学校には、
日本から時折、著名人が訪れました。
特に、宇宙飛行士の毛利衛さんが来た時の興奮は今でも覚えています。
こうした日本人の偉人との交流がありますと、外国に住んでいた私も、
子供心に「自分は日本人なんだ」と日本が誇りに思えた気がします。

日常の記憶は言葉が分からなかった事とサッカーしかありません。
サッカーはやはり盛んであり、毎日の様に友人と遊んでおりました。
地元のクラブチームの応援にも行きましたが、
負けた相手側席よりビール瓶が飛んできましたので、親に行く事を禁止されました。

ある日の放課後に、
小雨の中でサッカーをしていると、母親が傘を差して迎えに来ました。
「ソ連で大変な事が起ったから、早く帰りなさい!雨に濡れちゃ駄目だよ」
なにやら只ならぬ雰囲気に、サッカーをスグに辞め、家路に着きました。
後で分かりましたが、チェルノブイリでの原発事故でした。

日本に帰ってしばらくしてから、友人からベルリンの壁の一部が送られてきました。
ドイツが世界史的にも大きな変化を遂げた時を現地で過ごしたわけですが、
親も嘆くほど、ほとんど覚えておりません。

伏見 緑さんのコラムを読んで、私も一からドイツを勉強したいと思っております。

2006年11月1日(水) HiQ編集部 K

2006年11月1日(水)〜2006年11月29日(水)

 
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