■hiQ編集部から■

今年一年のご愛読、ありがとうございました

今年も残すところあとわずかとなりました。
一年を振り返ると色々な出来事が頭をよぎりますが、
この年月というのは、大人になればなるほど過ぎ去るのが早く感じます。

この世に生を受けた人は皆、自分の時間を生きており、
と、いうことは毎日少しづつ、死にむかっています。

今年やり残したことを、来年やれる人は幸せです。
しかしこうして自分も文章に書いており、
頭では「時間は大切だ」と思っていても、
このことが本当に身にしみるのは、自分が死ぬ間際かもしれません。

こう考えると人は、大事なことは案外ちゃんと分かっているものだと思います。
でもそれが行動につなげられない。
子供のころは、親が子供にあれこれ言ってくれます。
大人になると誰も何も言ってくれませんから、するかしないか、全部自由です。
自由はいいのですが、自分のために使いこなすのは中々難しく、
ついついラクな方へと流されます。
じゃあそういうのはダメ人間かというと、古今東西の本を読んでも
こういう「分かっちゃいるけど」というタイプはたくさん居るので
きっと遥か遠い昔から、人は同じようなことを考えていたのでしょう。

そんな太古の昔から変わらないことを、急に変えるのはムリなので
とにかく来年は(なるべく)ラクじゃなくても自分に必要な方、
を選ぶ努力をしようと思います。

今年一年のご愛読、ありがとうございました。
また来年も、どうぞ変わらぬご愛顧をお願いいたします。

2006年12月29日(金) HiQ編集部 M


親も夢中な「ポケモン」

HIQ読者の皆様は、
任天堂が発売している大人気テレビゲームソフト、
「ポケットモンスター」をご存知でしょうか。
ゲーム内容は、
主人公達が「ポケモン」と呼ばれる様々な怪獣を
集める旅に出るというゲームですが、

この「ポケモン」、日本国内のみならず、
海外でも大人気。
映画化もされ、グッズ商品は大盛況。
中でも、トレーディングカードは売れに売れ、
全世界で130億枚以上が売れたというのです。

先週末、
横浜のランドマークタワーへ行きました。
エレベーターで
レストランフロアを目指して上がっていくと、
各階のベンチコーナーに子供の姿がチラホラ。

子供達はみな「携帯ゲーム機」を持ち、
ナップザック(ポケモン柄)を背負い、
地べたに座ってゲームをしていました。

それぞれ手にしているゲーム機も
2万円ほどするモノです。

その数が階を上がるごとに増えて行くので、
上の階に何があるのだろうと思っていると、
「ポケモンセンターヨコハマ」が店を構えていました。

店内は大混雑、子供達に混じって、
お父さんお母さんも必死に店内で買物しています。

近年の少子化の影響により、
子供向けのゲーム・おもちゃの市場は縮小して、
各社は生き残りをかけて
「子供からお年寄りまで幅広く遊べる」
事をテーマに研究・開発を続けているそうです。

子供が夢中にさえなれば、親御さんも巻き込める。
ポケモンセンターにおける
メーカーの狙いは見事に的中している様です。

しかし、地べたに座りながらのゲームは
如何なものでしょうか。
ショップは子供達に注意を促すべきです。

ベンチには
「ここで子供さんを遊ばせないで下さい」
とシールが貼ってあるだけです。

子供相手の商売ならば、なおさら
売った後の事も考えるべきだと思います。

2006年12月27日(水) HiQ編集部 K


クリスマス トリビア

今日はクリスマスです。
キリストの誕生日として、日本ではお祭りの日として
世界中で祝われているこの日ですが、
実は実際のキリストの誕生日はよくわからないそうです。

初期のキリスト教では
キリストの復活こそが何よりも重要だったために
特にキリストの誕生日には関心がありませんでした。
その内、「先ず生まれなければ死ぬこともなく、復活もできない」
ということで誕生も重要視されたのですが、
当時はキリストが洗礼を受けた日とされる
1月6日を誕生日として祝っていました。

それが現在の12月25日となったのは
4世紀半ばのコンスタンティヌス帝の頃に
異教徒をキリスト教に改宗させやすくするために
他の太陽神を崇める宗教で重要な日として祝われていた
冬至にあたる12月25日をキリストの誕生日と決め、
この日を祝うことにした、ということらしいのです。

なんだかちょっとガッカリする話ですが、
日本では今日を年忘れのお祝いの日として、
お正月を年始めのお祝いの日として、
ちょうどいい具合に機能しているようなので
起源は置いておいて、楽しみましょう。

2006年12月25日(月) HiQ編集部 T


子のココロ、親知らず

数日前のニュース番組で、集金に行く男性の様子が放映されていました。
NHKではありません(そちらも大変でしょうけども)、学校の給食費です。
ベルを押しても「手持ちがない」と支払いを断わられるのですが、
男性は順番に自転車で各家庭を回ります。

「パンツでビルを建てた男」の話を前回書きましたが、
その祖父に続いて私の父も、独立して仕事をしています。
独立したのは私が小学校にあがる頃で、経験のある方はご存知の通り、
始めたばかりの頃というのは、資金的にも体力的にも苦しい時期です。
今、給食費は振込みのようですが、
私が小学生の頃は子供が先生に集金袋を手渡しする方式で、
持ってこないと毎日朝、名前を呼ばれるわけです。
子供というのは親が考える以上に家のことが分かるもので、
そのころ私は、自分の家はあまりお金がないと思っていました。
だから、集金袋を母親に出しづらくて(遅かれ早かれ払うことになるのですが)
何回か朝名前を呼ばれ続けて、仕方なく集金袋を差し出すという風でした。

ある日の朝もそんな感じで袋を出すと(しかも朝出すので今思うと迷惑です)
「何でもっと早く出さないの!」と母親にものすごい勢いで怒られました。
毎回朝急に出すので、母にこう言われるのはいつものことでしたが、
この日はもうすごく怒っていて、それでも2階へ上がっていった後、
お金を入れて袋を渡してくれました。

それであとから分かったのは、
その日はたまたま父の仕事上の支払いが続いてほとんど手持ちがなく、
私の給食費を出したらもう100円ほどしかない、という状況だったということです。
もちろんそれは短い間のことで、集金が完了すればお金は入ってくるのですが、
そういうことは独立後2〜3年の間、何度かあったようです。

親は子供がお金のことなんて分かるはずない、という様子でしたが、
実際のところ私は「何でもっと早く出さないの!」と言われて
「お金がないと思った」と言えば親に悪いと考えていました。
また、あんまり無邪気におねだりもしなくなりました。
結果としてお金を大事にするようになり、今考えるといい変化だったかもしれませんが、
当時はもう心配でどうにかしなきゃ、ということで
子供の頭で必死に考えたアイディアは、「イザというときのために」
祖母からのおこづかいは、勉強机のカギのかかる引出しに取っておくというものでした。
ですからウチの場合は「子のココロ、親知らず」なのです。

2006年12月22日(金) HiQ編集部 M


詐欺はあらゆるところに

近年のインターネットの普及により、
多くの方がパソコンを使える環境になってまいりました。
それに伴い、新たにパソコンを始める方も増えてきます。

こうして、パソコンに少々手馴れてくると、
ワードやエクセル等の簡単なデータ入力作業等で、
余った時間に働けないものかと考える方がいらっしゃいます。

私も大学生の頃、
パソコンを使ったアルバイトはできないものかと探した経験があります。

自宅でインターネットを使って求人情報を検索してみると、
「在宅」「簡単」「データ入力」などの言葉が並ぶ仕事がたくさんヒットしました。

内容をよく見てみると、
「初めに数十万円のお金を振り込み、機器を購入。
 その後、仕事が次々と入ってきて、元手が取れる」というシステムでした。

不審に思い、問い合わせはしませんでしたが、
以前に問い合わせた事のある知人に聞いてみると、

こういった仕事の多くは完全な詐欺であり、仕事はまず来ないと言うのです。
仕事用の機器が送られてくるハズが、
突然、英会話セットが送られてくるという事もあります。

こういった詐欺事件の場合、
例え犯人が捕まったとしても、
非常に軽い刑期で済んでしまいます。

オレオレ詐欺にも言えますが、
「人と人の信頼」を裏切る行為は、
より厳罰に処しても良いのではと思います。

「甘い話には乗らない」というのが最大の予防法ですが、
それにしても「罠」が多い世の中になってまいりました。

2006年12月20日(水) HiQ編集部 K


手洗い励行のこと

最近ノロウイルスが流行しているようです。
「ノロウイルス」って風邪と違うの?
と思ったので調べてみました。

-----------------------------------------------
ノロウイルスはヒトに経口感染して、
伝染性の消化器感染症を起こす。
死に至る重篤な例はまれであるが、治療法は確立されていない。
(参照:ウィキペディア
-----------------------------------------------

ノロウイルスは食中毒の一種ということで、
カキを含む二枚貝による食中毒が多く報告されているようです。
また、このウイルスを持った人が手をよく洗わずに調理をすると、
食べ物が汚染されてしまい、
食中毒の原因になることもあるそうです。
気温の低下する今頃の時期に多く発生するということです。

感染を防ぐには
・カキなどの貝類を食べる時はなるべく加熱調理すること。
・調理をする時は必ず手をよく洗うこと。
です。

いまの時期は
みなさん外で食事をする機会も増えていると思いますので
どうぞお気を付け下さい。

更に詳しいことを知りたい方は
厚生労働省の資料をお読み下さい。

2006年12月18日(月) HiQ編集部 T


パンツでビルを建てた男

ハイQをご覧くださる皆さんの中には、独立をお考えの方も多いかと思います。
我が家は父、そして祖父も自営業者だったので、
私は子供のころから独立することの良い面、つらい面をそばから見てきました。
そこで今日は私なりに見聞きして考えた、独立についての話を書いてみます。
少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

まず登場するのは大成功者と言ってもよい、明治生まれの私の祖父。
東京に行きたいと石川県の生家を飛び出し、やがて繊維業で成功をおさめます。
仕事と骨董品が大好きで、
戦前の日本橋に邸宅と"パンツビル"と呼ばれるビルもかまえておりました。
なぜパンツビルかと言いますと、パンツに柄が入ったいわゆる「柄パン」、
あれを考案したのが私の祖父で、その大ヒットによって建てたビルだったからです。

当初、祖父の仕事仲間は
パンツに柄を入れるなんておかしなことを喜ぶ人が居るはずない、
下着は白に決まっている、とこのアイディアに大反対したそうです。
しかし祖父の考えは、
自分も含めて下着を擦り切れるまで着る人はたくさん居て、
そういう人は何度も洗って黄ばんだ下着を恥かしいと思っている、
でもしょっちゅうは買えない、
ならば真ッサラじゃなく初めから柄を入れて
黄ばみや擦り切れを目立たなくすればいい、というもので
皆が反対する中ただ一人、縞柄のパンツを作ったのでした。
大方の予想を裏切ってこのパンツは売れに売れ、
祖父はたちまちお金持ちになりました。
Qさんの説く成功する要素の一つ 「奇策」がこれだと、私は思います。

今でこそ色柄のついた下着は当たり前ですが、
白が当たり前だった時代に、
少し見方を変えることで大きな成功につながりました。
祖父は戦争で命を落としましたが、当時の祖父の相棒は戦後、
日本で指折りの下着メーカーを築き上げたと聞いています。
見る角度を変えたらビジネスになりそうなこと、探してみたくなりませんか?

2006年12月15日(金) HiQ編集部 M


倫理観のないブロガー

最近のニュース・新聞等で取り上げられる事件の中に、
インターネットのウェブサイト上での揉め事が多くなっています。

「倫理感」の欠如したサイトの内容に、
閲覧者が不快を覚え、警察に通報したというものです。

ひどいケースになると、閲覧者からの激しい非難により、
閉鎖に追い込まれてしまうサイトも出てまいりました。

中でもこういった問題を数多く起こしているのが「ブログ」です。
自分の日記を気軽に公開できる「ブログ」を使って、
「非社会的行為」を正当化するかの様な書き込みをし、
その結果、閲覧者からの批判が殺到し、
遂にはブログを閉鎖する事態となってしまうのです。

日本のインターネット人口は、2005年度に7000万人を突破し、
自宅にインターネット設備のある世帯は50パーセントを越えております。
今後、普及率が増加することは確実で、
いよいよインターネットが国民の生活に浸透する時代が来るようです。

こうした急速に発展する通信技術社会の中にあって、
それを使う人間の心は変わらぬままです。

問題が深刻化すれば、
いずれブログ開設も「許可制」という時代がくるのではないでしょうか。
違法行為により、自由が制限されるのは悲しい事です。

ネット上にも「道徳」 は存在しているはずで、
ウェブサイトと倫理観の関係は、
今後もネット社会の大きな課題としてあり続けると思います。

2006年12月13日(水) HiQ編集部 K


9割は迷惑

皆さんは仕事でEメールを使われる機会が多いと思います。
編集部でも毎日多くのメールを扱っています。
もう手紙なんか全く書かなくなった人も多いことでしょう。
(私はもう何年も私用で手紙を出したことがありません…)

そこに目に入ったのがこんなニュースでした。
「電子メールの93%はスパム――Postini統計」

なんと世界で日々使われるメールの9割以上がスパム
(いかがわしい内容やウイルスなどが混入されたメール)
だというのです。
これが実際の郵便だったら、
郵便局の配達の仕事の9割が無駄なことに使われている、
というになってしまいます。

編集部に届く迷惑メールは
まさしく「迷惑」な内容がほとんどですが
時折非常に考えられた内容のものも見られます。
その労力と才能を別の分野に活かせばいいのに…
とその練られた文章に出合うと思ってしまいます。

2006年12月11日(月) HiQ編集部 T


007とロシアン・ルーレット

ただいま公開中の映画「007 カジノ・ロワイヤル」。
ご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

皆さんもご存知のとおり、007は何回か役者が代わっているキャラクターです。
圧倒的な人気を誇るのは初代のショーン・コネリーですが、
私の世代(30代)で一番よく目にしたボンド役はロジャー・ムーアではないでしょうか。
その後ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンを経て
最新作のダニエル・クレイグとなっています。

一回限りの007として知られるジョージ・レイゼンビーも含めて
これまで6人のボンド役俳優が存在するわけですが、
新ボンド役にはいつも批評がつきまとうせいか、
候補の俳優たちが次々と尻込みしたという話も聞こえてきました。
でも、最後には必ず次のボンドが現れます。

イギリスにMI6がある限り、というかスパイがいる限り、
この007シリーズは続いていくのかもしれませんが、
まるでこのボンド役は、導火線のついた爆弾か、
ロシアン・ルーレットのようです。
これまでで一番の当たりくじを引いたのはショーン・コネリーでしょう。
モデルを足がかりに俳優への転身をはかっていた彼が、
一躍世界に名を知られるようになったのはボンド役があったからこそです。
またショーン・コネリーのボンド役の支持は絶大で、
以降役を受けついだ俳優は常に彼と比べられてしまいますから
引き受けるのは、とにかく度胸のいることだと思うのです。
「いやボクはちょっと・・・」「スケジュールが詰っているので・・・」
と、たらい回しにされたこの役は、ロシアン・ルーレットの一発みたいです。

今回バキューン、とこのロシアン・ルーレットの「当たり」(はずれ?)をひいた
ダニエル・クレイグはすでに無名とは言えませんが、
「女王陛下の007」として、華やかな活躍を期待しています。

2006年12月8日(金) HiQ編集部 M



年末年始の郵便局

年末が近づいて、郵便局の仕事は苛烈になってまいります。
以前、私はアルバイトで郵便局の年末年始仕分け作業に入った事があります。

要面接となっていたのですが、行ってみると書類に軽くサインし、
簡単な説明を受けた後、採用の通知がきました。

実際に働いてみるとこれがかなりの辛さで、
次から次へと荷物が来るので、休む暇はほとんどありません。
時給は780円でしたので、少々割りに合わないかなと思いました。

少し手が空くと、ベンチに腰掛けて休みますが、
突然大きな音でブザーが鳴り、下の格納庫に集合させられます。

格納庫につくと、大型のトラックから荷物をどんどん運び込む作業が始まり、
周りを見渡すと、アルバイトに混じって課長さん達も懸命に働いておりました。

年末年始に向けて臨時のアルバイトを集めたが、それでも人手が足りない。
1日来て辞めてしまう人がいるので、予定が合わない。
と嘆いていましたが、正直これは辞めてしまう人もいるのではという作業でした。

年末は荷物の量が多いので、やはり誤送も中には出てくるそうで、
苦情の電話が鳴り続ける日もあるそうです。

民営化が進み、公社化された現在ではどの様になっているのか分かりませんが、
「毎日同じ作業をミス無くやる」
という事は本当に難しい事なのだと思いました。

2006年12月6日(水) HiQ編集部 K


一生書生

最近はいじめ問題や教育基本法などで
「教育」について注目が集まっています。
日本の教育が正しいかどうかは疑問を感じる点もありますが、
やはり教育は人生において大変重要なものです。

教育は経済にも関係しています。
最近ある本を読んでいるのですが、
そこに興味深いデータがありました。
ある研究者によれば、
・理科や数学テストの標準偏差が1点上がれば、
 経済成長率は1%ほど上がり
またイギリスの研究によれば
・国民全体の平均教育期間が1年増えるごとに、
 年間経済成長率が0.5%増える
らしいのです。

もちろん、ただ闇雲に長い時間勉強しても意味はないでしょうが
勉強すると言うことは色々な意味で価値のあることのようです。

このことは子供だけに当てはまることではないと思います。
日本では大学を出てしまうと
仕事以外のことは、ほとんど勉強することはないと思います。
大学の再入学や社会人教育の充実など
まさに「一生書生」の精神で
大人たちがもっと勉強する時間とやる気を持つことができれば、
日本もまだまだやれるのではないでしょうか。

そういう私は近頃は勉強からすっかり疎遠になっています…
(参考文献 「超人類へ!」河出書房新社)

2006年12月4日(月) HiQ編集部 T


ロックフェラーのクリスマスツリー

今日から12月に入り、今年も残すところ、あとひと月となりました。
12月といえば、お子さんのいるご家庭では
そろそろクリスマスツリーを飾る時期ではないでしょうか。
編集部の窓からも、向いのマンションに飾られたツリーのイルミネーションがのぞめます。

この季節、テレビでさかんに中継されるのが
NY・ロックフェラーセンター前の巨大なクリスマスツリーです。
毎年豪華なゲストを招いてツリーの点灯式を行っている、
この時期のNY名物とも言えるツリー。
今年の点灯式は現地時間の11月29日ということで、
この原稿を書いている時点では、うっそりとした巨木がそびえるのみですが、
明日、皆さんがこの文章を読んでくださるころには、
きっと暖かい光が灯されているはずです。

世界でもっとも自殺が多いのはクリスマスの時期だと言う話があります。
日本では何だかカップルの日みたいですが、
本来は家族と共に静かに過ごす日ですから
家族から離れて一人海外に住む友人たちによると、
確かに「一年で一番人恋しくなる時期」だそうです。
NYはあらゆる国の人が集まる場所ですから
このツリーを眺めて、そんな人恋しい気持ちを紛らわす人も多いかもしれませんね。
そう考えると
暖かい部屋で、暖かい衣服を着て、空腹でもなく、家族に囲まれた人は
やっぱり相当な幸せ者です。

海外に暮らす皆様も、日本に暮らす皆様も、
華麗なツリーと足早に歩くニューヨーカーの姿(寒そうです)、どうぞご堪能ください。
http://www.rockefellercenter.com/home.html
(画面右下のWEB CAMからどうぞ)

2006年12月1日(金) HiQ編集部 M

2006年12月1日(金)〜2006年12月29日(金)

 
ホーム
戻る