中国版「新幹線」で追突事故

皆さんも各種報道で良くご存知のように、
7月23日20時34分(北京時間)、
浙江省温州市内を通る甬台温高速鉄道で、
北京から福州に向かう列車と、
杭州から福州に向かう列車が衝突・脱線事故を起こしました。

両方とも同じ方向へ向かう列車であり、
前の列車が落雷に伴い停車していたところへ後ろの列車が追突し、
追突した列車の前方数両が
高さ20メートル以上の高架橋から転落する
という大惨事が起りました。

そして、事故の原因究明が注目される中、
当局側のとった行動に世界中の人々が仰天しました。
何と事故を起こした車両を粉々にし、
事故現場近くの農地に穴を掘って埋めてしまったのです。

これには遺族や関係者が猛反発し、
当局は急遽、埋めた列車を掘り起こすことに。

この一連の騒動を見て、
「中国は一体どうなってんだ」
と目を丸くした方も多いかと思いますが、
私はその後の政府当局者の記者会見の様子を見て、
もっと驚きました。

政府の高官の説明に対して、
地元のメディアなどが先頭にたって、
原因と責任の追及を始めたのです。

責任者は声を荒げて記者たちの言う隠蔽疑惑を否定し、
席を立って去ろうとしますが、
それを記者たちが取り囲み、
「逃げるな!説明しろ!!」と怒号が飛んでいました。

中国には厳しい情報統制が布かれていると理解しておりましたので、
今回の記者たちの政府への激しい反発行動は意外でした。

以前、QさんがもしもしQさん上で、
「今中国の各地で農民の暴動が起っているのは、
中国が変化をしている証拠です。」
と書かれていました。
昔なら、みな逮捕されて命の保障もなかったけれども、
今は暴れても罰を受けるだけで、
命までは取られないことが分かってきたというのです。

今回の事故では多数の行方不明者の方々が出ています。
これほど厳しいメディアの目があれば、
当局のごまかしも今までの様にはいかなそうです。

2011年7月27日(水) hiQ編集部 K


温泉からレアアースが!

先日のニュースで、
温泉水に含まれる微量のレアアースを
固形で回収することに
秋田大の研究グループが成功したとニュースになりました。

秋田県の玉川温泉で湧出している温泉水から
回収したレアアースは
ジスプロシウムや、ユーロピウムなど14種類で

玉川温泉で湧出している温泉水には、
年間約750キロのレアアースが含まれており
実験結果から算出すると、
年間で520キロのレアアースを
回収できる可能性があるそうです。

ご存知の通り、レアアースは、
価格高騰などが問題となっています。
中国が生産量の9割を占めており、
日本国内の年間消費量は約3万トンだそうです。

実際的に利用するにはまだまだ微量ですが、
日本中に温泉がありますから、
研究が進めば、回収量は増えるかも知れません。
私も温泉大好き人間ですが、
こういった利用法があったんですね。

まさに温泉が宝の湯になる日も
そう遠くないのかも知れません。

2011年7月25日(月) hiQ編集部 D


ご質問をお待ちしております!

ハイQが誇る人気コーナー「ハイハイQさんQさんデス」。
Qさんのヨロズ相談も優に3000回を越えて、
読者の方から毎日ご質問をいただいております。
ありがとうございます。

ハイハイQさんQさんデスでは、
皆さまからのご質問をもとに、Qさんからの回答を
インタビュー形式でまとめた後、掲載しております。
昨日のインタビューでも、
上品な白のジャケットをカッコよく着こなしたQさんは、
終始にこやかに、皆さまからの質問に
ズバズバと答えてくれました。

実際のQさんはいつもユーモアある言い廻しで
時には笑いを交えて、難問や珍問に答えてくれております。

質問した内容が掲載されて、
ズバっと 「斬られた〜!」と思われる方もいるかも知れません。
いつも切れ味鋭いQさん節ですが、目の前で聞くと、
とても穏やかな深みのあるQさん節なのです。
(文章に起してしまうと、伝わりづらく心苦しいところです。)

まだ質問をされたことのない方は
ぜひ一度投稿されてみてはいかがでしょうか。
ご質問をお待ちしております!

- Qさんへの質問募集中 -

2011年7月22日(金) hiQ編集部 D


高度4000メートルからiPhoneが落下

アメリカで何とも悲惨な出来事が起りました。
ある男性がスカイダイビング中にポケットからiPhone4が落下し、
約4000メートル下の地面に叩きつけられたというのです。

男性は無事に降下し、GPS機能を使って付近を捜索。
そして、必死の捜索の末に、
何とか落ちているiPhoneを発見しましたが、
タッチパネルは粉々になり、もはや使いものになりそうもない様子。

しかし、居合わせた友人がその電話へコールをしてみると、
なんと振動して着信音が鳴り始めたというのです。
ただし、表面スクリーンが破損しているため、
着信を取ることができません。

高度4000メートルから落ちても通信機能が失われなかったiPhone。
開発元のアップル社はiPhoneの耐久性について、
公式ウェブにてこの様に紹介しています。

そのすべてが、アルミノケイ酸ガラスで作られた
2枚の光沢パネルの間にはさまれています。
このガラスは、ヘリコプターや
高速鉄道の車両のフロントガラスにも使われているもの。
化学的に強度を高めた結果、
プラスチックの20倍の剛性、30倍の硬度を持つようになりました。
驚異的な耐久性があるだけでなく、これまで以上に傷つきにくく、
そのうえリサイクルもできます。

パネルは粉々になりましたが、完全に破壊されなかっただけ
iPhoneの耐久性が証明された出来事でした。

しかし、人が居る場所に落ちなくて本当に良かったです。

画像は落下したiPhone4


(c) 2011 Cable News Network

ガラスケースは粉砕されていますが、
通信は良好でした。

2011年7月20日(水) hiQ編集部 K


夏バテにはガスパチョを

毎日うだるようなこの暑さで
食欲が落ちている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

友人から教えてもらったのが、
暑い夏にピッタリな
スペインの冷たいスープ・ガスパチョです。
本場では食事代わりに飲むそうで、
早速試しに作ってみたら、なかなか好評でした。

作り方は材料をミキサーにかけて
冷蔵庫で冷やすだけと至って簡単です。

<材料>約2人分
* トマト3個
* きゅうり半本
* たまねぎ半個
* パプリカ半個
* フランスパン
* オリーブオイル 大1
* ニンニク 1かけ
* レモン汁 少々
* 塩コショウ 少々
* ビネガー お好みで

アレンジを効かせて、
オリジナルの味を追及されてもいいかも知れません。
この暑い夏を乗り切りましょう!

2011年7月18日(月) hiQ編集部 D


「SNS戦国時代」突入?

「SNS」=ソーシャルネットワークサービスは
今や日本国内だけでも3000万人以上のユーザーを抱える
巨大なインターネットサービスとなりました。

ネットの中で友人や知人と、
その人との関係に合わせた交流が可能で、
メッセージのやり取りや趣味の似たもの同士での意見交換など、
その用途は多岐にわたります。

世界的に見ますと、
映画などでも有名になった「facebook」が人気で、
最新の登録ユーザーの数は何と約6億6400万人。
地球人口(70億人)の約10パーセントが参加しています。
次点には「Myspace」などが続いています。

ところで、
現在、わが国日本最大のSNSと言えば「mixi」です。
利用者数は2010年の段階で、2700万人となっており、
日本全国のネットユーザーの3割が利用していることになります。

日本のシェアはここ数年、mixiがトップを独占してきましたが、
facebookやグリー、モバゲーなど、
各社入り乱れてのシェア争いを繰り広げています。

そこに割って入って来たのが、
インターネット検索サイトの最大手「グーグル」です。

先月、グーグルはSNS参入のプロジェクト
Google+」の発表を行いました。
現在、試験運用中で日本人も含め、
既に1000万人の登録者がいるようです。

各社ごとに自社の特長を出し、
ユーザーを逃がさないように努力を行っていますが、
もはや群雄割拠の戦国時代さながらですから、
今後の展開はどうなっていくか誰にも分かりません。

ちなみに、
中国でもこのSNSは大人気です。
一部、利用を制限されている海外サービスもあることから、
純国産の「Qzone」というSNSに人気が集まっています。



こちらの参加者は4億8120万人とのこと。

いずれ、twitterなどが解禁されれば、
"13億のつぶやき"が世界を席巻することになりそうです。

2011年7月15日(金) hiQ編集部 K


ユーザーは1秒でも待ちきれない

最近の情報機器のユーザーはとにかく
「待つ」ことにガマンが出来なくなって来ています。
現在新製品が次々と世に出ている
スマートフォンの市場におきましても、
如何にユーザーを待たせないかが重要課題になっています。

一昔前なら、パソコンの立ち上げには
3分以上の時間を要しましたから、
スイッチを入れて、お茶を入れにいって、トイレに行って、
パソコンの前に座る
というのが丁度良い時間調整になっていました。

しかし、現在の最新機種は立ち上がりがもの凄く速く、
「スリープ機能」なども搭載していることから、
即座に動作が可能となっています。

それに慣れたユーザーはより速く、
より快適な製品を求めるので、
メーカーも頭を悩ませています。

コンビニなどのレジ待ちでは数分。
銀行の窓口では15分。
しかし新商品の発売日には数時間の行列でも平気という
その時その時によって違う消費者の「待ち時間限度」ですが、
ことパソコン製品に関しては
「数秒」の待ち時間が明暗を分ける時代に入ってきました。

中でも「iPad」は
その立ち上がりスピードが高い評価を得ています。
先日発売された「iPad2」ではそのスピードが
さらに速くなったようですが、
いずれ、ユーザーが気付かないような
一瞬で立ち上がる端末が登場しそうです。
そうなったら、ユーザーの不満や注目は「速度」から開放されて、
「性能」に集中することになりそうですね。

今回は「iPad」と「iPad2」の動作比較の動画をご紹介いたします。
どちらも十分ハイスピードだとは思いますが。。

 

2011年7月13日(水) hiQ編集部 K


山奥なのに大行列

先日テレビを見ていたら、
山奥なのに大行列が出来る店という
グルメ番組をやっていました。

全国各地の人里離れた山の中にあるような
地元の隠れた名店を紹介する番組でしたが、
なかなか地元の人でないとわからないような店ばかり。
しかも、出てくる店の評判の食べ物はとても美味しそうで、
それを目当てに全国各地から食いしん坊たちが
遠出を苦にせずやって来て行列していました。
やはり美味いものにはみんな目がないんですね。

なぜそんな田舎で商売をしているのかといえば
大体がその土地で取れる水や地産物を活かしているからで
美味しいものにはまずいい材料が必要なんだということを
改めて実感しました。

ちらっと見るハズが、
あっという間にテレビ前で2時間経っていたので
自分も相当な食いしん坊であることは間違いなさそうです。

2011年7月11日(月) hiQ編集部 D


寝苦しい夜は…

家電店では扇風機売場が例年にないほど人だかり。
今年の夏を乗り切るために、皆さん色々と考えているようですね。
今から準備できる手軽な冷えグッズをご紹介します。

夜眠る際にオススメなのが、クールジェルマットです。
冷蔵不要!ジェルマットが室温と同じ温度に近づく
特性を利用した商品で、かなりの効果が期待できます。

熱帯夜以外でしたら、
寝る前にほどよく部屋を冷やしておけば
これを敷いて寝れば睡眠中は冷房を切っていても大丈夫でしょう。
私は帰宅後やシャワー後には、一時的に畳んで
椅子に敷いて使ったりもしています。

各社いろいろと種類が出ていて選ぶのも大変なのですが、
「熱さまひんやりジェルマット」(小林製薬)はおすすめです。

しっかり眠って今年の暑い夏を乗り切りましょう!

2011年7月8日(金) hiQ編集部 D


あれ?どこかで見たような…

画像の車両は先月27日、
北京と上海を結ぶ高速鉄道のメディア向け試乗会での写真です。
名前は中国版新幹線「和諧号」とのこと。



写真:共同

この「和諧号」の車両技術をめぐり、
中国側が特許申請を行う方針を 打ち出していることについて、
技術面で協力をした日本企業、
及びJR東日本が反発しています。

ちなみに運賃ですが、
足を伸ばせるゆったりスペースのビジネスクラスは
運賃1750元(約2万2千円)と航空券並み。

そのランク下の2等席は1列5席。
日本の新幹線より窮屈で、
運賃555元(約7千円)とのことでした。

試運転は成功に終ったようですが、
今後、車外での乱闘が展開されそうです。

2011年7月6日(水) hiQ編集部 K


パリ―東京間が2時間半!

パリ―東京間が「2時間半」。
そんな夢のような超音速旅客機を
欧州航空機メーカーのEADS社(エアバスの親会社)が
開発中であると発表したそうです。

計画では、飛行高度3万2000メートル。
(通常の航空機は約1万メートル)
そして海藻から作ったバイオ燃料を使うことにより
二酸化炭素を排出しないとか。
2020年に試験飛行を行い、2050年の就航をめざしているそうです。

通常12時間以上かかる東京〜パリのフライト。
あのコンコルドでさえ8時間弱ですから、
2時間半というのはどんな感覚なのでしょうか。

果たして就航する何十年後かに
私も生きているかどうかわかりませんが、
ぜひ体験してみたいものです。
未来では、国をまたいで通勤する・・・
なんていう日が来るかもしれませんね。


未来の超音速旅客機 ZHEST
http://www.youtube.com/watch?v=6e33aPdoUxc


2011年7月4日(月) hiQ編集部 D


ビビビと鳴ったら熱中症注意?

連日、6月としては記録的な暑さの日が続いています。
この強烈な暑さに伴い、体調を崩す方が全国で相次いでいます。

調査によりますと、
5月30日から6月29日に熱中症または
その疑いで救急搬送された方は96人にのぼり 、
昨年同期の約2倍超に跳ね上がったとのことでした。

病院に運ばれた方を年代別に見ますと、
65歳以上が半数の52人を占めているとのことで、
該当する年齢の方は要注意の夏になりそうです。

特に今年は電力問題から公共施設でも
エアコンを使用を制限する場所が出てまいりますので、
屋外にて「暑さでフラフラしてきた」と思っても、
とっさに避難できる場所が少なくなる
ということが予想されます。

そんな今年の暑い夏の強い味方が発売されました。

携帯型熱中症計」という商品です。



この商品は暑さの気になる場所に来たら
ボタンを押すだけで、
僅か5秒ほどの間に温度と湿度を測定して
熱中症危険度をチェックできるという優れものです。
危険度は5段階で表示され、
危険度4を超えるとアラームが鳴って注意を促します。

上記の商品では首から下げて使用しますと、
体の体温もセンサーが拾ってしまい、
表示気温に誤差が出るようです。
使用法をしっかり学べば、
心強い散歩のお供になってくれそうです。

ところで、下記の画像は熊谷市が発表しました熱中症の危険度ランキングです。
ここ3日ほど東京は30度を越えています。
このランクによりますと、すでに連日「危険」状態。
この暑さでは体調を崩す方がいても無理はありません。




7月に入り、ますます暑さが厳しくなってまいります。
皆様、体調の管理には十分お気をつけくださいませ。

外が暑いなと思いましたら、無理に外出をなさらず、
室内にてぜひhiQをお楽しみください。

2011年7月1日(金) hiQ編集部 K

2011年7月1日(金)〜2011年7月29日(金)


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