今まさに芽吹こうとするアジア株を
アジア株研究家・平田さんがレポートします

第8回
各国の調査

私は2001年から
アジアの各国の証券取引所や企業を調査して回りました。
恐々とひとりで、身寄りもないアジア諸国を訪問したのです。
未来都市のように地下道が張り巡らされたシンガポールや
自然が美しいマレーシア、槌音の響く中国のシンセンなど
行けばやはりいろいろ収穫があります。

そして、タイにはたいへん興味を持ちました。
そこで暮らす人々には活気が感じられ、
証券取引所は株式市場が発展するようにと
一生懸命努力しています。

私は今はバンコックにアパートを借りて、
他国との往復や各国調査の基地として使っています。
バンコックの便利さはなかなかのものです。
飛行機の発着は多く交通は至便。
それになにより物価が安いのです。

私にとってさらに良いのは、アジアの情報を得やすいことです。
最近はアジアの基地としての機能が進んでいるようで、
先日お会いしたある国の在日大使館のかたは
「アジアの予算会議はバンコックで開催する。
上司はここにおられるから」と語っていました。

車やオートバイが多くて危険なのと、
空気が悪いとか渋滞するとか問題も多くあります。
ですから老後をここで過ごすことをお勧めする気はありません。
チェンマイなど他の都市のほうが良いのではないかと思います。

お話したかったのは、タイの企業が勢いを増しており、
現在、私はこの国の成長企業を調べるのに
多くの時間を費やしているということです。

未来のことは誰にもわかりません。
が、そういう訳で
タイの話が多くなることをご理解ください。
あと、申し上げておきたいのは、
私はタイが良いと思えばバンコック、
インドネシアが有望であると思えばジャカルタへ行ってでも
良い企業を探したいのです。
バンコックにアパートを借りているから
タイの株式のことをお伝えするのではないのです。
インドネシアが良いと思えば、
明日にでも荷物をまとめてジャカルタへ飛びたいのです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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