第12回
「プチ断食してみました」　その２
プチ断食のルール

話をプチ断食に戻します。
断食は無理そうだがプチ断食であれば
私にも出来そうだという気持ちになりました。
皆さんは、断食というとどんなことを想像されますか？
私は断食っていうとガンジーみたいな人が頭に思い浮かびます。
それに断食をするには断食道場に入門したり、
座禅を組んだりというような辛く厳しい修行のようなイメージを
私は持っていました。　
非常にストイックなそして
中途半端にやってはいけないような気もします。
ですがプチ断食というと
家庭の中でお手軽に簡単にできるというイメージが湧いてきます。
プチ断食している人のイメージも
女子学生やＯＬや主婦などの私と同じような
一般の人達なのではないか。
などという事まで勝手に想像してしまうのですが、
これはプチ語の威力かもしれません。

タイミングもいい事にプチ断食経験者が
たまたま知り合いにいましたので話を聞く事が出来ました。
プチ断食のルールは簡単なものでした。
１．期間は3日間
２．固形物は一切とらず、水か生野菜・果物ジュースのみ摂取する
以上2つの事を守ればよいとのことでした。
これを聞いて私は
『さすがプチ断食、これなら簡単！私にもできる』
って思ったのです。　
ちなみにプチ断食と一言でいっても、
様々なやり方やルールがあるようですよ。　

今回のプチ断食の私の目的は痩せる事よりも
むしろ体の中をスッキリさせたいという事でした。　
このプチ断食の経験者のお話によると体重も落ちるし、
体の毒素が抜けて体の調子が良くなるという事なのです。　
勝手に自推するに、体が飢餓状態になる事によって
却って体の機能が高まるのかもしれません。
（ホント勝手な推測です）
また消化にエネルギーが奪われないので元気になるそうです。
一番辛いのは断食の２日目だそうです。
２日目は空腹感がピークを迎えるのだそうです。
そして３日目はとても気分がよくなるというのです。

話を聞いて、私は夫と共にチャレンジする事に決めました。
ここで思わぬプチラッキーに気付きました。　
夫も一緒に断食するという事は
食事の支度やお皿洗いも不要になるということです。
プチ断食ってイイカモ♪
それにやはり食生活を共にしている夫が
一緒に断食をしてくれることは本当に助かりました。
断食をしている隣で夫が
おいしい食事をとっていたらこれは辛いです。
その上、一緒にお互いの状態を話しながら
励まし合いながら断食をすれば何とか乗り越えられそうです。

断食決行の前夜、晩ご飯は食べたのに
何だかお腹が空いてきました。
夫も「腹へった・・」と早くも空腹を訴えています。
大丈夫かなあという不安と共に
明日からいよいよプチ断食スタートです！