第19回
焦り感じませんか？

焦りを感じる事はありませんか？
例えば、
起きたらお昼になっていて、そのまま着替えもせず、
テレビを見る以外は何もせず、お菓子を食べて、
気がつけば深夜になっていた日。
ＯＬさんであるとすれば、昨日と同じような仕事をして、
ランチタイムは同じメンバーと昨日と同じような話題をして、
しかも残業になってしまい、夜ご飯はコンビニ弁当で済ませ、
電車が混んでいて座れずに帰った日。

例えば上記のような一日を過ごした場合、
ふと「焦り」を感じる事がありませんか？
何か物足りない。。何か違う。。このままじゃいけない。。
もうどうにかして！というジリジリとした気持ちが湧いてきます。
焦りと言っても、「ふとした焦り」、「どうしようもない焦り」、
「漠然とした焦り」等、人それぞれに
それぞれの焦りがある事と思います。

「私、このままでいいのかしら・・。どうしよう。。」という
不安な気持ちが焦りを生みます。
焦りは上昇志向の強い人に起きやすいとも言えるでしょう。
心の中に、「もっと自分にはしたい事があるのに」とか
「私には今よりもっとレベルが高い事ができるのに」とか
「ダイエットすればもっと綺麗になれるはずなのに」とか
「私ならもっと理想的な男に出会えるはずなのに」など。
現状に満足することなく
更にランクが高いものを求めつづけるのです。
「もっと〜はずなのに！」にはキリがないのです。

もちろん、常に自分よりランクが高いものを求める意欲は
自分を成長させる要素としてとても大切な事の一つです。
だからと言っていつも心の中に焦りを抱えているようでは、
ゆったりと満ち足りた気分で過ごす事ができませんよね？
ではどうしたらよいでしょう？
あなたはどうしたらよいと思いますか？
考えて見ましょう。

焦りの原因の一つとして、
意欲はあるのに行動していない事が考えられますね。
「ダイエットしたらもっと綺麗になれるはず」
と思っているのなら本気でダイエットを始める事です。
ダイエットさえすれば綺麗になると思っているのに、
一日中テレビの前に座ってスナック菓子の袋を
空にしたりしていると焦りがやってくるのです。
小さな事でもいいからダイエットをする事で充実感が得られます。
充実感のある人からは焦りは遠ざかっていきます。

焦りの原因のもう一つは、
目標がはっきりしていないという事が考えられます。
「私にはもっと何か出来るはずなのに。」という焦りを
心の中に抱え込んでいた場合、
何が出来るのか自分でも実はわかっていない場合があります。　
「今のままの自分ではなく、もっと上の何か。」
それはどんな自分で、何をどのようにすることなのでしょうか。
それが分からないままだと、いつまでたっても自分は変わらないし
何も変わりません。　
目標が定まっていないので、何をしていいか分からないのです。
そうしていると、昨日と同じ今日だった、一年前も同じだった、
だから明日もその先も今日と同じのままかもしれない。
という不安と焦りがやってくるのだと思います。

焦りを吹き飛ばすには、行動する事と
目標をはっきり定める事が大切ですよ。