第22回
いくらお金を出しますか?
女性は何かとお金がかかります。
男性に比べて出費がかさむのは化粧品代です。
ほとんどの女性が最小限でも、
化粧水、乳液、クレンジング、洗顔料、
ファンデーション、口紅位は持っているものです。
これらは消耗品ですから無くなれば買い足さなければなりません。
結婚する前、スキンケアーを心がけている肌美人の友人と
こんな話を真面目にしていたことがあります。
彼女のお肌は生まれもってのお肌の美しさに加え、
日ごろのお手入れも行き届いている為、
きめ細かく透明感のある美肌の持ち主なのです。
バブルがはじけ、日本がどんどん不景気になっていった時期です。
サラリーマンのお給料がカットされ、
今まで専業主婦だった女性達が
家やマンションのローンを支払う為にパートに出るという様な
話題がとりあげられるようになっていました。
友人 |
「もし、結婚したら
お化粧品を買う余裕なんてないのかしら?」 |
私 |
「そうね。 それに何だか悪くて、夫となる人に、
化粧品を買いたいなんて言い辛いわね。」 |
友人 |
「でも月に一万円位は化粧品代を確保したいわ。」 |
私 |
「化粧品代を稼ぐ為にスーパーで
レジ打ちのバイトとかすればいいわよ。」 |
友人 |
「私もやる! 」 |
などという他愛も無い事だけれど、結構真剣に悩んだものです。
ここで登場する月の化粧品代一万円というのはどう思われますか?
あなたにとって高いですか? 安いでしょうか?
金銭感覚は独身か、既婚かによっても違うでしょうし、
自分で稼ぐ収入があるかないかによっても違いますでしょうし、
職業によっても違うでしょうし、
本当に人それぞれでかなりバラつきがあると思います。
必ずしも化粧品にお金をかければキレイになるとは思いません。
お金をできるだけかけずにキレイになれれば一番ですし、
究極の理想は何もしないのにそのままでキレイな事です。
ですが、値段はどうであれ、30歳を迎えたら
自分をケアするのは女のたしなみであり、
若さや美しさを保つ為のお仕事であると思います。
先日美容に敏感な独身OLの女性に
「一つの化粧品にいくらまでお金を払えるか」聞いてみました。
答えは、「いくらでも!」「5万」「3万」ということでした。
また、「本当にキレイになるのであればそれ以上でも出す」
という事でした。 うらやましいですね。
ちなみに私は悩んだ挙句「1万円!」と答えました。
美女なりたい女性の願望は強気なのです。
あなたは、化粧品にいくらまでお金を出しますか?
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