犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第28回
男のダイエット成功の秘密

知人の男性M氏が2週間弱の山ごもりから帰ってきました。
黒く焼けた肌、無精ひげ、鋭い眼光と
何やらワイルドな雰囲気で、はっとしてしまいました。
一体彼に何があったんだろう。。山で修行でも積んだのか。。
と思わずにはいられない程体も引き締まっていました。
元々M氏は女なら惚れずにはいられない程カッコイイ、
魅力的な男性なのですが、ますます磨きがかかって素敵に♪

聞けば、なんと「8キロも痩せた」との事で、
「昔のズボンが余裕で入るようになった」と、
まだ余裕のあるズボンの生地をつまんで見せてくれました。
読者の皆さんの為にも是非ダイエット成功の秘訣を探らねば
と思った私はM氏にお願いした所、快く教えてくださいました。

☆以下M氏談より☆
まず、約2週間で8キロも痩せたのではなく、
半年かけて8キロ体重を落としたのだそうです。
もともとM氏は現在より13キロ痩せていたそうです。
つまり、約1年で13キロも体重が増えてしまったそうです!

私:「13キロ体重が増えた原因はなんですか?」

原因は起業したての頃のストレスで、食べる量が増えた事、
コンビニで買い食いをしたり、お菓子を食べた事です。
多くの人はストレスを抱えたときに、
子供時代に満たされなかった欲求を満たしに走るのでは
とM氏は言います。
それは、よく覚えている子供のころに手に入らなかった物事を
今の自分が疑似体験で手にすることによって、
ストレスが解消されると錯覚することによります。
そして、多くの人は親から食事やおやつで厳しい制約を受けて、
それがかなり無意識に影響を与えているんだと思います。
なので、多くの人はストレスがたまると
食べに走る傾向にあります。
これは、バカ食いとかじゃなくても、
チョコレートの量が増えるなどのケースもあると思います。

私:「ではなぜ痩せる事ができたのでしょう?」

徐々にストレスが減ってきたということもありますが、
どこで内面が変化して
食べなくてもいいようになったのかというと、
経営者になって、数多くの「美味しいもの」を食べに行きました。
それはもう、食べまくりました。
贅沢、けっこうしたんですね。
その結果、潜在意識に、
贅沢はやろうと思えばいつでもできるとか、
意外に美味しいもんじゃないとか、そろそろ飽きてきたなぁとか、
食に対する期待が以前よりも確実に減ったんだと思います。
昨日、美味しいおにぎりの店にいったのですが、2人で2千円。
でも本当にお米が美味しいんです。
食に対する期待が、
そういった身近なものに変化してきたんですね。
だから、重要なのは、多くの人がストレスをかかえたときに
食べに走る心理的な原因が、
美味しいものを食べまくることで解消されたんだと思います。
そこに菜食中心の食生活が現れて、
ダブルで効果を発揮したんでしょう。
(注:M氏は現在、菜食中心の生活を送っています)
どうやるかはわかりませんが、心理的な要因を取り除くと
ダイエットは成功するのかもしれません。

M氏はここまで語ってくれました。
食べたい欲求を美味しいものを食べまくることで
解消したというのはとてもユニークですよね?
ストレス行動の裏には、
その原因となる心理的要因がピタッリ貼りついています。
特にストレスで食べ過ぎる傾向のある人には、

1.まず心理的要因を探り取り除く事
2.食に対する期待をうまく変化させる事

に秘密の鍵が隠れています。


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