犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第91回
紫外線との戦い

肌の老化やシワ、シミの予防策として
紫外線から身を守るというのはもはや常識となりました。
子供の頃、日焼けを気にして日傘をさしたり、
帽子をかぶったりする母を不思議に思っていた自分が
今や同じ道を辿っています。
特に22歳を過ぎたら日焼けは禁物と自分に命じて
太陽から身を死守してきました。
ただでさえ、私は日焼けしやすい体質なのです。
ちょっとでも気を怠ると日焼けしてしまいます。
そのため、アウトドアな遊びや夏の海などは
できるだけ避けてきました。 
道を歩く時もできるだけ日陰を歩いたりして努力してきました。

ところが、ある時もう日焼けを気にして
色々我慢するのが嫌になってしまいました。 
人間は太陽の下で伸び伸びとするのが
本来の姿ではないかと思いました。
どこへ行くにも日焼け止めを塗って、
日傘をさしてコソコソ歩き回るのが面倒になってきたのです。
夏の間にある程度日焼けをしていた方が、
冬に風邪を引きにくい体になると聞いたことがあります。
(真意の程は分からないのですが。)
それに、欧米では日焼けはステイタスともいいます。
こんがり焼けた小麦色の肌は
バカンスを楽しんでいる証なのだそうです。

そのように思い始めた矢先の29歳の時に、
旅先の南の島でシュノーケリングをしました。
日焼けを気にせずに思い切り楽しむ事を優先しました。
2時間ほどお魚を追い求めて海の中を漂っていました。
海から上がった後は冷えた体を温めるためにビーチで
体を乾かしました。
そして既にヒリヒリし始めた肩や頬に嫌な予感を感じつつ
ホテルに戻りました。

その晩は因幡の白うさぎの様に真っ赤に日焼けした皮膚の熱と
痛みに苦しみました。
顔も体も全身痛くて布団がこすれるだけでも痛いのです。
日焼け後の肌に効くというアロエジェルをいくら塗ってもむなしい
努力に終わりました。
そして、日焼けの代償はその後も払い続ける事になりました。
確実にシミが増えました。
何年間も頑張ってきた紫外線から身を守る戦いが、
たった数時間で無になってしまったのです。
いまだに消えない日焼けの肌を見るたびに
「しまった〜!」と反省しています。
もちろん楽しい思い出は残りましたが。。。

日焼けしても平気な丈夫な肌の持ち主や、
かっこよく日焼けができる人もたくさんいます。
そのような方は別として、
これまで紫外線から身を守り続けている人は、
私のように紫外線対策が面倒になった時には
よく考えて行動して下さい。 
日焼けしたお肌をもとに戻すには大変長い年月が必要となります。


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