犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第97回
死ぬまでにしたい10のこと

友人Mのお誘いを受けて見た映画の試写会の簡単な
筋書きはこうです。

『アンは23歳。
家族は失業中の夫と2人の娘でトレーラーハウスに住んでいる。
すぐ側にママも住んでいる。
パパはもう10年も刑務所にいる。
アンはある日突然、腹痛に倒れて病院で検査を受けると、
「あと2ヶ月の命」と宣告される。
そして彼女はその事を誰にも話さず秘密にして、
「死ぬまでにしたいことリスト」を作る。
リストは全部で10項目になった。
アンは同じ事の繰り返しだった毎日を生き生きとした充実した
瞬間に変えていくのだった。。』

アンは死を宣告されたことで
初めて生きることについて考えたのでした。
23歳という若さでは自分がすぐ死ぬなんて考えないと思います。
生きている事が当然だと思うと、日々の生活に追われたり、
したいことも先延ばしにしてしまいがちです。
お金を稼ぐ為に仕事や時間に追われ、家事や育児に追われ、
自分のやりたい事なんて考えたこともなかったのでした。
それにそれなりの幸せも感じてもいました。
ですが、2ヵ月後に死ぬということが分かって初めて
自分の心に自分のしておくべきこと、したい事を
真剣に考えたのでした。
また、逆に今までの自分の生活の中の
本当に大切な事に気づいていくのでした。

自分のしたい事というのは、具体的にメモに書くとしても
せいぜい一週間先とか今月中とかそういう単位です。
それも「○○の映画を見る」とか「△△へ旅行へ行くとか」。
ですが、もうあと2ヵ月後に死んでしまったとしても
悔いのないようにやっておきたい事を
具体的にスケジュール帳に入れている人は
ほとんどいないと思います。
いつかやってみたいとか、いつか余裕ができた時にできるだろうと
考えている事は実際に適う事はほとんどありません。
でも、アンのようにノートにリストアップして、「○○をする。」
と書いて、実際に行動を起こせばなんとかなるものです。
全てが思い通りにいかなくても、何もしないよりいいです。
無理に大げさに大きな事をリストアップしなくてもいいと思います。
本当は簡単にできることなのに、
普段していない事のなかに大切なことや
やりたい事が埋もれていたりします。
例えば、アンは『娘達に毎日何度も「愛している」と言う。』
と決めました。
他には『爪とヘアスタイルを変える』とか。
残りの8つは内緒です。


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