犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第118回
あなたの恐いものはなんですか?

ここの所、続けて恐い夢を見てしまいました。
朝起きると大体忘れてしまうのですが、
特に恐かったので覚えている夢があります。
恐い夢を見た次の朝は決まって眉間にシワがよっているので
本当に困ります。

『特に恐かった夢の話』
海にかかった橋の上を走る電車に乗っていたら、大地震が起きて
橋が崩れ、私乗った車輌が海の中に沈んで水がドバーッと
入ってくるのです。
向かいの席に乗っていた夫は、
「死ぬのは恐くないから大丈夫だよ。」と平然としています。
私は、「それは分かっているけれど、でも死ぬのはイヤ!」と
叫んで夫の手をとって窓から飛び出して泳いで
2人とも無事助かりました。(終)

人の夢の話を聞いてもあまり意味がないと思うのですが、
読んで下さった方ありがとうございます。
夢とは深層心理を表しているとか、潜在意識の表れだなど
という話を聞いたことがあるので無視しないで自己流夢分析を
してみようと思います。
そうしなければ、眉間のシワがどんどん深くなってしまいます。

私はどうして恐い夢を見てしまうのか。
それはズバリ恐いと思っているものがあるからです。
今回の恐い夢から判断すると、私が恐れているのは
「死ぬ事」と「溺れる事、水」「大地震」です。
最近地震が続いたり、テレビでのニュースなどを見て
恐い恐いと心に刻み込んでしまったのだと思います。

恐いものが多いと不安も増えます。
まだ起きていない出来事でも、
『もし恐れていることが起きてしまったら・・』
などと自分でその恐い状況を想定していたりします。
そうするとどうなるかというと、自分が縮こまってしまいます。
新しい事や未知なことに対して行動しなくなったり、
チャレンジできなくなったりしてしまうのです。
例えば、お金が少しでも減るのが恐いと思っていると、
お金が使えなくなります。 お金を増やしたいのに、
増やす為の投資ができなくなります。
恋人に振られるのが恐いと思っていると、恋人に媚びたり
自分を無理にいい人にしてしまったりして、
却ってギクシャクしてしまったりします。

恐れは何かに執着することから生まれるのかもしれません。
今あるお金や恋人や仕事や肩書きなどに執着することは
「失うのが恐い」という不安を生みます。
それをいつでも手放せると思うと不安は消えます。
そして今あるものに執着するエネルギーをこれから得るさらに
いいものに向けると良いですね。

ところで、私の執着しているものは何かと言うと、
今回の夢から辿ると「生きる事への執着」のようです。
まだまだやりたいと思っている事が沢山残っているのに
やり切れていないという思いがあるのかもしれません。
シワが恐いのは「若さへの執着」です。
年をとるにつれてシワが刻まれていくのは自然ということを
心から受け入れられるようになれば不安は消えるのでしょうか。

恐いものは案外自分の執着心から作り出している事があります。
恐いものをどんどん手放して伸び伸び生きたいものですね。


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