犬養チエコさんと一緒に
あなたもキレイになりませんか

第136回
なれなれしさorよそよそしさ

初対面の人や、まだ知り合って間もない人に対して
どのように接したらいいのか迷うことがあります。
ありのままの気取らない自分で接しようとすれば、
なれなれしくなってしまうことがあります。
また、自分をぐっと抑えて礼儀を重んじれば、
よそよそしくなってしまうことがあります。
その辺は臨機応変に相手によって
対応すればいいのでしょうが、そこはなかなか難しいところです。

最近の自分のテーマとして、
「ありのままの自分」というのを掲げています。
どこに行っても、誰と会っていても
一貫性のある自分でいなければ
それはどこか嘘めいているのではないかと考えてしまうのです。
私の場合、あるがままの自分らしくいくと
なれなれしい態度になってしまうらしいのです。
「でも、それでいいんだ。」と思っていました。
こんな自分でも受け入れてくれる人とおつきあいをすれば
いいのだと考えたからです。

ところが、やはりそれは礼儀知らずに繋がることが
あると気がつきました。
・度を越した親近感で接する
・相手の立場を考えないで、あつかましい振る舞いをする。
これは分別のない下品なコミュニケーションです。
これは作法の問題なのです。

自分らしさばかりを優先して、
相手をないがしろにしてしまうと、
ただのわがままになってしまいます。
コミュニケーションは、相手があって成り立つものですから
相手の立場や年齢に関係なく敬意を示すものなのです。
その人の気に入るような事をわざわざ言わないまでも、
相手の事を思いやることは大切なことです。

とても基本的な事を忘れていました。
自分のテーマを追い求めようとすると、
ついそこにばかり焦点が行ってしまい、
時に基本的なことを忘れてしまいます。

このように作法について心に留めても、これから先も
「今日はちょっとなれなれし過ぎてしまったかもしれない」
「今日は少しよそよそし過ぎたかもしれない」
と反省を繰り返すことになりそうです。


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