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第154回
ジーンズはおしゃれのものさし
ファッション雑誌の中でずっと定着しているものがあるとすれば、
それは「ジーンズ」です。
モデルさんのように何でも似合う体型に恵まれた人達でさえ、
お気に入りのジーンズを見つけると嬉しくなるといいます。
ジーンズが似合う有名人を選ぶ
「ベストジーニスト賞」というのもよく話題になりますね。
腰の位置が高く、ヒップに張りが合って、
足がすらーっと長いと
ジーンズは何よりもカッコイイ服になるのではないかと
思う事があります。
残念ながら、日本人の体型で
ジーンズが似合う体型に恵まれている人はほんの一握りです。
「そんな人は、もうどんどんジーンズ履いちゃってくださいよ」
と言う他はありません。
ほとんどの人は自分にはジーンズが似合わないと思っています。
またジーンズをはきこなすのは難しいと感じています。
私もジーンズは大好きなのですが、
どうしてもかっこよくはきこなすことができません。
ジーンズの難しさが分かるので、
綺麗なワンピースやスーツを着て「おしゃれですね」と
言われるよりも、ジーンズをはいている時に「おしゃれですね」と
言われる方がずっとずっと価値ある賛辞のように思います。
ですが嬉しい事に、ジーンズ体型に恵まれていないと
思われる人でも、とてもジーンズが似合う人がいます。
その人にぴったりのジーンズを見つけた人と、
着こなしが上手い人です。
そういう人達をお手本にして見習えばいつか自分も
ジーンズが上手にはけるようになるのではないかという
希望と勇気が湧いてきます。
私が学生の頃は、リーバイスとかエドウィンとかラングラーとか
ゲスとか定番のジーンズメーカーが主流でしたが、
最近は、女性向けにシマロンとかブルーカルトとか
おしゃれでかっこいいジーンズが出回るようになりました。
ただし、かなり細身で入らないのですが。。
私が知らないだけで、
世の中にはもっと沢山のメーカーやブランドのがあり、
常に新しいデザインが生まれているのです。
その中にはきっと自分の体型にぴったりのものがあるに違いないと
希望を捨てきれずにいます。
自分にぴったりのジーンズ探しはまだまだこれからです。
もしかしたら一生かかるかもしれません。
そしていつか、ジーンズの似合うおばあちゃんになれたら
カッコイイなと今から想像してほくそ笑んでいます。
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