第155回
たまには見ざる聞かざる

連休の間に読む本と見るＤＶＤを調達しに
本屋さんとＴＵＴＡＹＡへ行きました。
読みたい本を２冊、見たい雑誌を３冊買い、
ＤＶＤを２作「めぐりあう時間たち」「ソラリス」を借りました。

選ぶのに疲れてしまいました。
だって凄いんですよ、情報の大洪水なんです。
今更こんな事言うのも時代遅れでしょうか。
ペーパーレスの時代かと思いきや、本は新刊がどんどん出てますし、
雑誌もファッション、メイク、インテリア、健康、グルメ、
生き方等幅広いジャンルがズラズラーっと店頭に並んでいます。
私は本にはお金を惜しまず出している方だと思いますが、
心惹かれる新刊の出版のスピードには到底追いつきません。
心惹かれる新刊とは女性の生き方や美容や暮らしや仕事について
書かれたものです。
本屋さんにもよりますが、そのジャンルの本の置き場面積が
ジワジワと確実に大きくなっているのが分かります。
気になる本を手にとってぺラッとめくってみると、
いい事が書いてあるんです。　
そんな感じで気がつけばあっという間に
５、６冊は手に抱えているのです。　
手が一杯になりながら、目線は他にも気になる本を追っています。
雑誌も女性誌は一冊が厚くて重いので
２冊位持って歩くと腕が重くなってきます。

ＤＶＤやビデオなども女性の生き方をテーマに据えた深い作品や
映像がおしゃれで見るだけで元気のでるシンデレラストーリが
どんどん出てきています。　
女友達とおしゃべりすれば、新しい情報や
自分自身の中での気づきが得られます。
街にでれば、デパート、美容院、エステ、ネイルサロン、
リフレクソロジーやアロママッサージ、様々なお稽古事など
もう女性の欲しい情報やサービスは溢れています。
家の中にいてもインターネットで情報は沢山得られます。

女性にとって欲しい情報は巷に溢れかえって
大洪水を起こしています。
そんな中で私は少し息苦しさを感じました。
アレもコレも知りたいという欲望の赴くままに
情報をとりこんでいたら、それだけで疲れてしまうのです。
皆さんはそんなことないでしょうか？

情報の大洪水の中でも溺れずに泳いでいくためには、
『何の為に必要な情報なのかという目的をはっきりさせること』が
大事であるなと気がつきました。
その為には、ほんの短い間でもいいから
情報断ちをするといいと思います。
そうすれば自然と自分に必要な情報は何か、
知りたいことは何か分かりますし、吸収も早いでしょう。
また、今自分が持っている情報を
実際に試す期間にしてもいいですね。　
情報に溺れそうになったら見ざる聞かざるになるのも
たまにはいいのではないかと思います。