石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第145回
酷夏はスパイシーフードで

今年は日本も暑いようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
夏バテなどしていませんか?

そういえば、台湾(北京語、台湾語)には
「夏バテ」という言葉はないようです。
電車に乗っていても、
げっそり、とした人は見かけたことがありませんねぇ。
げっそり、とした人を見かけたらそれは私、
石原かも知れません・・・。

日本では、風鈴とすだれのかかる居間での、
そうめんやざるそば、冷麦にすいか、アイスクリームにカキ氷、
が夏の風物詩ですね。
台湾では夏だからといって
ことさら冷たいものを食べようという習慣はないみたいです。
まぁ、一年のうち大半が暑いからなのかもしれませんが。
「涼麺」という食べ物がありますが、
「冷やし中華」を想像して買いに行くとあてが外れます。
「温かくない麺」と言った方が正確で、
具はきゅうり程度、ゴマだれ風を和えて食しますが、
御多分にもれず、これがピリっとして辛いです。

台湾の人たちは、食べ物は温かくして食べるもの、
という基本概念があるようで、
冷やして食べるようなものを見たことがありません。
スープは化学調味料を使っていないので
ごく淡い味(塩辛くない)ですが、とても熱いです。
ですから、食事は汗だくになりながら・・・ということになります。
夜市なら尚更です。
汗をたくさんかいて新陳代謝をよくする、
という意味では道理に適っていますね。

昔は、胃腸が弱くしょっちゅうお腹を壊していたのですが、
最近滅多になくなりました。
また、ご飯を食べていて、ちょっと刺激が足りないなぁ、
と思い辣醤(らーじゃん、醤油のなかに唐辛子が浸してある、
ピリカラ)を足してしまっている自分がいます。
それと、日本に帰ったときに外食して、
「なんだコレだけか・・・、なんでこんなに高いんだ?」、
と思うことが多いです。
そういえば、うちのかみさんが帰省したとき、
乗り遅れそうになったので、
追っかけて行ってバンバンとドアを叩いて乗り込んだら、
先に乗っていたお客さんたちから白い眼で見られたそうです。
習慣とは、いやはや、恐ろしいものですね・・・。


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2005年8月26日(金)

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