服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第578回
ポロ・シャツと親友になる法

ポロ・シャツを何枚持っていますか。
2枚、3枚、4枚・・・。
私だってそれくらいは持っています。

よく知られているように、
ポロ・シャツはルネ・ラコステが
1933年に考案したものです。
ルネ・ラコステは当時フランスを代表するテニス選手で、
自らのテニス・ウェアとして作ったのがはじまり。
ワニのマークは
ルネ・ラコステの仇名に由来しています。
70数年間、これほど変化のないファッションも
珍しいのではないでしょうか。

ところで純粋に
テニス・ウェアとして開発されたにもかかわらず、
どうして“ポロ・シャツ”の名前で呼ばれるのか。
これはその時代のポロ競技のユニフォームを参考にして
生まれているからです。
さて、最初に作られた“ポロ・シャツ”の色は
何だったでしょう。
答は白。
1930年代の公式テニス・ウェアは
すべて白と決められていたからです。

白はもちろんとして、
現在のポロ・シャツは百花繚乱、
ほとんど無い色がないくらいに揃っています。
もしポロ・シャツと親友になりたいと思ったら、
まず第一に色を活用することです。

ポロ・シャツの種類もさまざまですが、
特定のブランドなりメーカーを
ひとつに絞ることをおすすめします。
つまり自分の好きなスタイルをひとつに決める。
で、その上で色のバリエーションを数色揃えて持つ。
こうすればポロ・シャツの魅力が
いちだんとさえるはずです。
特定のブランドに決めることで、
より自分にふさわしいサイズやスタイルを
一定に保つこともできるでしょう。
私自身は、比較的
身体にフィットしたサイズで着るのが好きです。

襟を軽く立てて、
前ボタンを1つ外しておく。
ついでながら襟がしっかり立つのは、
良いポロ・シャツの条件とされます。

ルネ・ラコステ自身は
ブルーのポロ・シャツが好きだったようで、
その内側に同系色の絹のスカーフを巻く着こなしを
好んだとのことです。


←前回記事へ 2004年5月15日(土) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ