ハゲは頭の形で決まる
だから、これは私の推理だが、髪の毛が薄くなったり、ハゲ落ちてしまう人は、この新陳代謝の機能が何らかの障害によって失われるのであろう。考えられるいちばんの大きな原因は、血液が毛髪製造工場まで届かなくなった場合である。人間の頭蓋骨は年齢によって少しずつ形が変わる。久しぶりに昔の友人に会ったときに、人相はおろか、頭のカッコまで変わったなあと思うことがあるだろう。これも病気ではないから、医学研究の対象になっておらず、せいぜい観相家の興味の対象にしかなっていないが、頭蓋骨の形によって、ハゲる人とハゲない人に分かれる。
私の知っている著名な理髪師は、新入社員を集めて、房々と髪の毛のある後頭部から眺めただけで、この人は将来ハゲる人、この人は白髪になる人とはっきり分類できるそうである。この事実からもわかるように、毛髪を左右するものは、頭のカッコであって、それ以外の何ものでもない。とすれば、頭のカッコの変わり方によって頭蓋骨の表皮が引っ張られて毛細管の血のめぐりが悪くなる人と、そうでない人が出てくる。
毛細管のめぐりが悪くなる人は電力の供給が途絶えがちな工場みたいなものだから、毛髪製造工場の毛髪製造機械が順調に動かなくなり、JISマークに合格しないような不良品しかできなくなってしまう。
これが頭のハゲる原因であって、その証拠にアメリカの学者が頭のハゲた人の両耳脇のスジを切断して頭の皮膚の引っ張りをゆるめたら、頭の毛が生えてきたという報告がある。少なくとも、私が私自身の頭を観察した限りでは、そういう推理が成り立つ。
もしM氏が提供してくれた酵素液によって産毛にせよ毛が生えてきたとしたら、それは血管の中を通って細胞に供給されている活性剤と共通したものでなければならない。それがいかなる分子構造をもったものであるかは不明だが、それを頭にふりかけたら産毛が生え、足の水虫につけたら、虫食いになった細胞がボロボロ剥げ落ちるとすれば、実はハゲに効いているのでもなければ水虫に効いているのでもなくて、ハゲや水虫で蝕まれた細胞が新陳代謝の作用によって新しい細胞にとって代わられていると解釈すべきものであろう。
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