イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第6回
私の日本株投資の仕方  その2
鍵は投資方法と企業選択

日本株の二つ目の投資方法は、
株式配当(無償株)発行予定の企業の株を
権利落ち前の半年以上前の安値の時に購入しておき、
権利落ち1ヶ月くらい前の高値の時に売却するというものです。
投資資金は企業の株を購入したら半年間は動かせませんが、
こちらの利益率は50%以上と高く、
中期投資としてはよい利回りでした。

今でも思い出に残っている企業では、
精密機器関連で体温計で有名なテルモという企業への投資です。
1400円台で2000株購入し、半年後2700円台で売却し、
年間250万円程度の利益でこれを3年行い
700万円程度の利益となりました。
私の日本株への投資方法は2つでした。

1、最安値をつけている銘柄から
  今後株価が上昇する企業に投資する
2、株式発行予定の会社の株を安値で購入し、
  権利おち手前の高値で売却する

この頃は給料よりも株の利益の方が
年間を通しても10ヶ月は高かったのを思い出します。
ですが、この方法で利益を出せたのは
私の実力も少しはあるでしょうが、
それ以上に大事な事は利益を出せる企業が多かったことで、
国全体が高度経済成長の波に乗り、
オイルショックや円高不況があったとしても
基本的には右肩上がりの株式市場だったということです。
私はこの波に乗り、株価変動の波をうまく捕らえ、
利益をあげてきたにすぎません。
投資方法と企業選択さえ間違わなければ
誰だって株式投資で利益が出せたと思います。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ 2003年6月16日(月) 次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ