イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第22回
投機とは

投機投資の場合には一般的には何か情報が出たときなど
将来的に短期に値上りそうな時、またはチャートで分析した時に
今が底値で今後株価が上がっていきそうな時など買い、
または売りを入れることをいいます。
例えば1週間や2週間で投資資金の3割、5割と
利益をだしていけたならこれほどよいことはありません。
これを1年間も繰り返していけば億万長者にすぐになれます。
ですから投機投資は非常に魅力的です。

私も今後中国株式市場が機関投資家やファンドが参入してきて
一大株式市場に成長したなら面白くなってくると思っています。
今の中国株式場は機関投資家の売買比率が5%もなく、
ほとんどが個人投資家です。
それも中国人の個人投資家はほとんどが投資ではなくて
今日買って明日上がったら売って
利益をだそうとしている人たちですから
まさに中国株式市場は中国人にとっては賭博の鉄火場と同じです。
中国人こそ今は投機投資の真っ最中です。
このような市場に投機で利益をあげて行こうと思ったら
まず市場のクセを見抜く必要があります。
だいたい熱しやすく冷めやすい市場ですから、
本土の投資家と同じように投機をしては
利益は出しづらいでしょうから、冷めたところで少しずつ購入し、
仕込んでいくのもいいでしょう。

ですが中国の株式市場は企業動向で動くほかに
政治的な何らかの発表や、
親会社からの資産注入(アセットインジェクション)、
業界の再編など多方面の材料がありますから、
そちらの注意も必要になります。
ですが実はこういった投機とは別に
もう一つの投機が中国の株にはあると思います。
今は上場している国有企業関係の企業に
株価が高い銘柄が多いのですが、
その他に同じ中国企業でも
株価が安く放置されている企業があります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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