イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第29回
50代からの投資方法

50歳を越えてからの投資となると
投資期間との関係が大きく関係してきます。
50歳の人と80歳の人が投資をする場合、
同じ10年の投資期間でも投資の意味が違ってきます。
投資をすること事態は生きている間に多くの利益をあげて、
生活を豊かにしていくことが目的です。
ですから使えるお金が一番大事になってきます。
ですが半年や1年で5倍、10倍にすることは
投資の場合は考えられません。

5年、10年の投資期間で5倍、10倍というのなら話はわかります。
10年という投資期間を考えた時に
中国の株式市場は今後大きく値上りする可能性がありますので
投資チャンスだと思っています。
例えば中国は今後QDII制度を実施すると発表していますので
今後1年前後の間に行われるでしょう。
QDIIとは中国の機関投資家が
香港市場に投資できる制度ですから
香港と中国本土に同時上場している企業の株価は
香港のほうが株価が安いですから値上りしていくでしょう。
このような企業に投資するのも一つの方法ですし、
今後、大型のイベントが中国には控えています。
2008年には北京オリンピックが、
2010年には上海万国博覧会がおこなわれます。

例えば北京オリンピックを考えてみると
オリンピック関連企業が多く上場しています。
そのような企業の中からまだ値上りしていない企業の株を
購入していくのも一つの手段です。
オリンピック関連銘柄としては香港上場のH株企業では、
不動産の、北京北辰実業、首創置業、
電力では、北京大唐発電、空運の、北京首都国際機場、
GEM市場ではキャップインフォなどの
ほかに旅行会社、食品、商業、建材メーカー、
コングロマリット(複合企業)等の関連企業が
多く上場しています。
北京オリンピックまであと4年程度です。
この4年の間の投資期間で
大きく上げていく銘柄が多くでてくるでしょうから
4年間の投資とわりきっても成果は必ず上がってきます。

それと中国の通貨、元が
いずれは固定から変動相場制に移行しますから、
経済発展していく国の通貨は強くなっていきますから
為替でも利益が出せます。
自分の年齢と投資期間を考え、
後は利益を自分の人生の中で使い
充実した人生を送っていくことができるか
投資とともに考えておきたいものです。
人間死んだ時にあの世にお金は持っていくことはできません。
お棺に入って葬儀場からでてくるときは軽い骨になっています。
人生最後の決算として投資とともにお金を使うことも考えておけば
人生の収支決算があってきます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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