イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第119回
月5万円での投資

日本人の所得の水準は高いですから
他の国の人達と比べても貯金も投資するお金も
貯めることができる状況にあります。
具体的に見てみても例えば1ヶ月3万円を1年間貯金したと
したら36万円です。

1ヶ月5万円なら1年間で60万円貯金することが出来ます。
この金額は投資金額では少なく見えるでしょうが、
実際は大きな金額です。
中国の平均所得が約10万円、沿岸部の広東省、
上海市の所得が50万円程度ですから
中国人から見たら途方もない大金です。

ここでは年間60万円を中国株購入の場合を見て見ます。
中国株の株価は今はまだ安いですから
たとえ10万円からだって投資できます。
ですが手数料が割高になる場合がありますから
20万円で投資を考えてみます。
年間60万円貯金できる人なら
1年間の間に3回中国株を購入できます。
つまり4ヶ月に1回、中国株を購入できる計算です。
株に投資して株数が増えていく、ということは
貯金でいえば貯金額が増えていく、と同じことです。
貯金と株の場合の違いは
貯金ではほとんど利子がつきませんが、
株では配当金が期待できます。
貯金は元本が保証されている、というのに対して
株では元本が保証されていません。
しかし、株価の値上がりによって
大きく元本を膨らませることができます。
ですから元本を絶対に減らしたくない人には
株式投資をお勧めしません。
リスクを承知の方で、
おおきく利益を膨らませたい方ならお勧めできます。

この60万円で投資できるケースでの株式投資で大事なのが、
年間3回投資できるということです。
定期的に3回投資できる、ということは
平均株価が上がっていようが下がっていようが、
そのときの平均株価で購入することが出来ます。

将来右肩上がりで株価が上がって行った時には
持ち株も上がっていきます。
この時にずうっと
株を平均して4ヶ月に1回購入して行くと、
株数も当然増えていきます。
このように株数を定期的に増やしていくことが大事です。
マラソンでも最初はゴールが遠く感じますが、
少しずつ走っていってるうちにゴールに近づいていきます。
貯金でもすぐに大金はたまりません。
少しずつ貯めていって
投資期間が長ければ長いだけ貯まっていくのと同じことです。
株式投資の場合は企業の成長とともに
株価と配当金も増えていき、
その恩恵を得ることができるのが株主です。
上場企業の株に投資することによって受けられる恩恵は、

・配当金(インカムゲイン)
・株価の値上がり益(キャピタルゲイン)
・株式配当

等が期待できます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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