イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第299回
インドへの投資

インドで伸びていく企業に関して
建設業が伸びていくのではないか、と聞いたのですが
答えは銀行が延びていく可能性がある、といっています。

一般の人は家を購入するときには
銀行から融資してもらうことはできません。
ですから現金をそろえて家を買うしかありません。
ですが公務員に限っては
銀行でローンを組むことができるとのことです。
住宅価格はこの10年間を見ますと
毎年少しずつ上がってきています。

インドでは貧しい人は物乞いやごみの中から
お金になりそうなものを探しています。
実際にごみの中に人間が数人入って
一生懸命に探している姿を何回も見ています。
また、少し危険なのですが、
路地の中に入りどのような生活をしているのかも見てきました。
勿論万が一のことを考えて逃げ場を頭の中に入れながらですが。
(危険ですからこのようなことはしないほうがいいと思いますが。)

またジプシーと言われるテント暮らしの人も
非常に多く見かけました。

各州によっても言葉が違い、
インド人でも通じない州が多いことも確かです。

ですが投資では
その国が延びていくことで判断するのも大事ですが、
国によっては発展できる業種、企業が見つかったときには
投資を検討することもできると思います。
現在インドの株は日本の証券会社では取り扱っていませんので
購入することはできませんが、
もし買えるようになった時には
ある程度インドが発展したときでしょう。

中国の経済が今後大きく発展して
時には人件費の点でも上がって行きます。
このようなときにはインドのような人件費の安いところに
今度は「物を生産する基地」として移っていくでしょう。
インドでは北のほうは寒いのですが、
南のほうは1年中暑く過ごしにくい国であることは確かです。

インドは中国の昔の姿から見ますと20年前、30年前のような姿です。
中国でも30〜40年前は災害で何十万人の人が死んだり、
被害を受けました。
ですが中国は今は投資できる国に変わりました。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年7月30日(金)

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