イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第308回
目標

中国株式投資をするには
まず株を買う為のお金がなくてはいけません。
これは万国共通で
日本の株やアメリカ、他の国への株式投資に対しても
当然条件は同じです。

お金という通貨こそ経済を動かしている基本的なものです。
人が仕事をして経済が回っていったとき、
仕事の報酬としてお金を受け取ります。
仕事の報酬といっても一般的に考える報酬は
やはり働いて得る給料でしょう。
そのほかにアパートやマンションを経営している方なら
家賃収入が入ってくるお金になります。
また株式投資でも配当金などは
個人が稼いだ金額というよりは
株式が造って稼いでくれたお金です。
このように土地や株式があれば
そちらからお金を稼ぐこともできます。
またほかの方法でも
お金を作り出していく手段を考えることができます。

ですがそのお金が無いときには
やはり自分が働いて稼がなくてはなりません。
ゼロからの出発となります。
ですのでまずは株式投資を始めるには
投資できるお金を貯めることから始まります。
10万円を使うことはすぐにできます。
気に入った洋服を買い、
国内旅行の2泊3日も行えばすぐに消えてなくなります。
ですがその10万円を貯めるには
思った以上に時間がかかるものです。

サラリーマンでしたら給料の中から
税引きの金額を受け取った後に生活費がかかります。
結婚し子供がいる家庭でしたら教育費がこれに加わります。
その他にも予定していなかった諸々のお金が出ていきますので
思っている以上には貯まっていかないのがふつうです。
お金というのは貯めてみるとわかるのですが、
なかなか貯まっていくものではありません。
ですが目的ができるとお金をためる目標が出てきますので
その分少しくらいの切り詰めは苦にならない場合が多いでしょう。
洋服がほしい、旅行に行く為のお金を貯める、
このような目標なら
期間で見ても短時間で貯められますので
目標達成ができる可能性が大きくなります。

ですが目標が高くなってきたときが問題です。
例えば家を購入する頭金を多く貯めたい、
高級車を購入したい、海外に移住する資金を作る、
等を考えた時のことです。
現在では比較的に少ない金額でも可能ですが、
お金は多いのに越した事はありません。
株式投資に投資するためにお金を貯めることも
これと変わりはありません。
コツコツと少しずつ貯めていくことになります。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年8月12日(木)

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