イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第336回
「たら」と「れば」

株を購入した後に
株価が下がることがあれば上がることもあります。
購入を考えていた企業がその後値上がりしたときには
あのときに買っておけば、という気持ちになります。
購入していたら今いくらくらいの利益になったかも気になります。
また、購入した企業の株を利益が出ていてもいなくても、
売却後大きく株価が上昇することがあります。
そのような時に投資家心理としたら、
あの時に売っておかなくて、現在まで保有していたら
いくらの利益になったかを計算します。
ですが、株価変動があるのが株式市場です。
購入した企業の株がずうっと上昇し、売却後に下がっていく、
このような事がないとはいえませんが
普通は考えられません。

例えば絶対に上がると思った企業の株を購入後、
予想に反して下がったり、
なかなか上がらず買値近辺で株価が推移していたときに
痺れを切らして売却したとします。
その後、半年、1年後に株価が大きく上がった時、
自分では売却してもう忘れていた企業であったとしても、
株価を見たとたん
やはり私の考え方は間違っていなかった、と思うことがあります。
そのことを周りの人に話したりすることもよくあることです。
最初の1、2回は聞いている人も興味深く聞いてくれるでしょう。
ですが、それが何回も話すようになると
聞いているほうは疲れてきます。
内容は同じ話なのですから。

あのときに売らなかったなら、
今もっていたらいくらになったから売らなかったら、
今もっていれば、
売らなければ、
このように後ろに、たら、か、れば、がつきます。

このような話を聞けば聞くほどに
その人が自分の考え方は正しかった、
ただ状況が悪かっただけだ、という弁明に聞こえます。
また、話していることでも同じ内容の繰り返しですから
話に進歩がありません。
実はこの「たら」とか「れば」は
ここでは過去の状況を説明しているだけの繰り返しです。
過去の話のリフレインでしかありません。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年9月21日(火)

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