イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第408回
“市場で投資企業を選ばない”〜 中国株投資の極意 その四

中国株企業に投資を考えた時には
主な市場から見ますと
香港市場と中国株式市場があります。
その中でもまた分けることができます。

香港市場で中国株が上場している各市場でも
H株、レッドチップ株、GEM市場もありますし
ハンセン銘柄にも中国本土企業が入っております。
中国本土では私達日本人が投資できる市場では
中国本土B株市場があります。
中国本土B株市場には
シンセンB株市場と上海B株市場があります。
また中国本土A株市場もありますが
中国人の投資家は売買ができますが、
私達海外の投資家は購入することができません。

このような市場では
よく各市場だけの株価と指数が上がっていく場合があります。
1997年には香港市場のレッドチップ株が
大きく上昇した時期がありました。
また、2001年には中国本土B株市場が大きく上昇しています。
現在は中国本土B株市場の株価指数は底値圏内となっています。
ですが、香港市場の株価指数では堅調に推移しています。
このような時には
つい株価指数でも上昇している方に投資の目が向きます。
やはり値動きがあるほうに
投資妙味がでてくる場合が多いですから、
特に短期投資で利益を狙うならそちらが有利に見えます。

ですが、よく考えてみれば判ることですが
香港市場も中国本土B株市場でも
上場している企業は同じ中国企業です。
中国株では
高くなっている市場の指数に投資をするわけではありません。
どちらの市場でも構いませんが、
投資できる企業で割安感がある企業株を購入していくことが
投資では大事です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2004年12月30日(木)

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