イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第424回
2010年までの目標

今後は新たに建設する地区住宅には
必ず天然ガスを接続しなければなりません。
また、接続していない場合には着工許可が下りません。
建築済みの場合は検収許可が下りません。
新たに住宅を建設するには
必ず天然ガスを接続しなければいけない、という事は
ガス企業にとって有利な条件です。
また、環境にやさしい天然ガスの使用を増やし、
石炭及び石炭ガスの使用を減らす為に
現在パイプライン石炭ガスを使用しているものは
無条件で天然ガスに転換できるとしています。

・市区内では石炭ボイラーは使用できない。
・公共交通及びタクシーは天然ガス燃料に切り替える。
・地方政府はこれにあわせた政策を全面的に展開していく。
・用地買収、市政面、物価(接続費、使用料)財務等の面でも
 政府はサポートしていく。
・市政府は市長参加の専門的天然ガス建設で
 リーダー委員会を設立する。
 各部門の協力を進めていきプロジェクトを推し進めていく。

中国の経済成長を維持していくには
石油だけでは間に合いませんし、中国はガスが豊富にある国です。
(天然ガスの埋蔵量は47兆立方メートル、
予想採掘可能量9.3兆立方メートル、
探査済みの累積埋蔵量は2.56兆立方メートルで
石油よりはるかに豊富)
環境汚染問題の解決、石油の不足を補っていくのが天然ガスです。

・接続世帯数の伸び予測から
‐現在進行中のプロジェクト(カバー人口は2100万人)
 2005年予測 --- 40万戸
 2010年予測 --- 140万戸

‐新規10プロジェクト追加後の業務予測(カバー人口は3580万人)
 2005年予測 --- 43万戸
 2010年予測 --- 207万戸

この時点での38の営業権を獲得した都市が
カバーする人口は5600万人。
2010年の接続可能世帯数は347万戸となります。

上記の接続世帯数の伸び、業績の伸びでも
チャイナガスが発展していくことが読み取れます。
チャイナガスは2010年までの目標として
市場シェアー比率を10%から15%に拡大したいと考えています。
ガス業界では現在のシェアーをいかに拡大していくかが
今後の最大の課題となっています。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年1月20日(木)

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