中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第606回
理性と現実

投資したい企業に投資したとしても
すぐに利益が出てくることは少ないでしょう。
投資したときが投資では最初の段階ですから
ゼロからの出発になります。
投資した企業に対してもゼロからの出発です。

人間は生まれて四つんばいで動き初め
次にハイハイから立って二本足で歩き始めるようになります。
二本足で歩き始めたからといっても
すぐに上手に歩けるようになるわけではありません。
歩こうと何度も立ちますがそう簡単にたてるわけではありません。
まずは何回もたとうとしながら
その分何回もこけながら歩くようになることが出来ます。
赤ん坊の時代は
人は記憶にありませんのですぐにたてるように思いますが
実際は多くの失敗を経験しながらたつことを覚えていきます。
たつことが出来たからといっても
まっすぐに歩いていくことは赤ちゃんにとっては難しいことです。
また、周りには障害物がありますから
物にけつまずいて転んだり滑ったりして
歩くことを覚えていきます。

株式投資でも投資した時点が赤ん坊と同じと考えていいでしょう。
いろいろな経験と失敗からたつことを覚えていきます。
購入した企業に対しても購入した時点が
人間でいえば赤ん坊と同じと考えたほうがいいくらいです。
投資した企業の購入後株価では
上がっていったり下がっていったりしていきます。
赤ん坊のように
投資でも歩くことが出来るまでには時間がかかります。

では株式投資では
赤ん坊のように歩くために何度も転ぶ必要があるでしょうか。
人間には知恵があります。
投資に対しても今まで投資してきた人の失敗例、成功例の中から
学ぶことが多くあります。
失敗例成功例の中から学ぶことは多いはずです。
このときに初めて投資に対して
赤ん坊が転んで歩くことを覚えるよりは
なるべく転ばないでハイハイができるようになっていきます。
ですがすぐにハイハイができる投資ができるとは
考えないほうがいいでしょう。
むしろ投資でも成功から学ぶよりは
失敗から学ぶことが多いはずです。
私自身も投資で100%成功したことはありません。
むしろ失敗の中から学ぶことで利益を拡大していくことが出来ます。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年10月3日(月)

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