中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第642回
聯華超市

10月30日に上海友誼 (コード:900923)の傘下企業である
聯華超市(リエンフアスーパー、コード:0980)
の店舗に行きました。
聯華超市は
中国国内最大手のスーパーマーケット小売りチェーンです。
今回行った店が大型店舗で
ハイパーマーケット(大型ディスカウントストア)で
お客は日本とは違うほど多く入っていました。
2004年度末での出展店舗数は3123店となっています。
聯華超市は2005年内に600店舗を開業していきます。
中国では所得向上に伴ない住民の消費量が増えていきますので
追い風の業種です。
聯華超市は店舗を拡大していくことで対応していこうとしています。

また海外から小売店が中国国内に出店したとしても
大きな影響は出ないと確信し始めています。
中国国内は広いですから
北京を中心に小売りチェーンを展開している
ウーマート・ストアーズ(コード:8277)と
シェアを奪い合うという構図にはならず
お互いの企業が伸びていける状態にあります。
上海ではスーパーチェーン店は
2003年ころには過等競争に入っています。
ですが聯華超市は他の企業と差別化を推し進め
業績では伸びています。

売上高、純利益(百万人民元)、前年同期比(%)、EPS、配当(人民元)
04年12月 03年12月 02年12月
売上高 10,854.97 9,282.25 5,821.23
前年同期比 +16.9 +59.5 +28.9
純利益 215.54 163.62 126.60
前年同期比 +31.7 +29.2 +47.6
EPS 0.360 0.330 0.310
配当 0.120 0.080 0.320

業績では順調に伸びています。
今後も小売企業は伸びていける業種です。
長期投資でしたら投資が考えられる企業に入るでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年11月22日(火)

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