中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第670回
配当金と無償株狙い

配当金や無償株狙いで中国株に投資はできるでしょうか。
中国企業で高い配当金を出す企業が多いのが
中国株式市場の上場企業です。
投資したお金に対して配当金の利回りを見たときに
5%以上になる企業があります。

無償株(株式配当)を出す企業に投資できれば
購入した株数が増えていきます。
無償株でも毎年出すような企業に投資できれば
大きく株数が膨らんでいきますので利益も大きく膨らんでいきます。
ですが無償株を毎年ずうっと発行していく企業は
数が少ないでしょう。
また毎年無償株を発行していく企業を見つけて投資していくのは
難しいことです。

むしろ数年に1回出していく企業が多いですから
すぐに株数が膨らんでいくというわけではありません。

配当金に対しても企業の業績が今はよくても
将来企業の業績が思わしくなくなったら下がっていくか、
ゼロになる可能性もあります。

ですので配当金狙いや無償株狙いだけで投資をしていくには
不安要素が付きまといます。

配当金や無償株を出す企業は
業績がよくないと出すことができません。
やはり成長できる企業への投資が基本です。
株式投資で一番大事なのは
投資する企業が成長できる企業かどうかを見極めることです。
企業が成長して結果収益が伸び、
その収益の中から株主に対して利益の還元として
配当金や無償株を発行します。

中国の元が強くなっていけば
中国経済が伸びていき為替でも強くなっていく、
成長した企業は利益の中から配当金や無償株を株主にだせます。
ですが投資した企業が成長しない限り
これらは受け取ることはできません。

中国株に投資することを考えたとき、
順番を決めるなら
まずは伸びていける企業への投資を考えることが一番最初です。
その後に元が今後強くなっていったときに
輸出していく企業ならば為替差損が出てくる企業なのか。
一株利益に対して配当率はどれくらいなのか。
無償株を発行していく可能性が大きい企業なのか
等を考えていけばいいでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年12月30日(金)

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