中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第706回
時は変化する

冬季オリンピックに出場する方は
そのときだけ大きくクローズアップされますが
それは毎日の訓練のたまもので
その結果、オリンピックで成果が出せるかどうかというものです。
株式投資でも結果がでてくるまでには長い年月がかかります。
オリンピックは4年ごとに結果がでてきますが
株式投資での結果を出すのは投資家当人が判断します。
また投資の方法でもスキーが上達するように、
投資のテクニックをあげていくことで
利益を増やしていけるようになっていきます。
また時代は移り変わっていきますので
今の投資判断が正しかったとしても
先々変更になっていくことを前提として
考えておかなければいけません。

オリンピック種目でも
過去にはなかったものが追加されてきています。
特にスノーボードなどは最近仲間入りをした競技です。
フィギュアスケートでも3回転ジャンプ以上など
高度なテクニックが点数を左右するようになってきています。
時代とともに種目も違ってくればスタイルも違ってきます。
つまり今日の優勝者は次の優勝者ではなく、
次に向かってまたチャレンジが始まっていきます。

時代は流れています。
中国のGDP(国内総生産)は
1、2年前の年収は12万円程度でしたが、
2005年の対米平均レートから換算すると
1700米ドルとなり日本円で20万円程度まで引き上がっています。
上海市での一人当たり域内総生産では6000米ドルを超えて
メキシコやポーランドに迫る勢いとなっています。
最近中国の通貨元は最高値を更新しています。

このような現実から
将来中国がどのように発展していくのかを推測して
投資を考えていくことが必要です。
またそのような国に投資したなら
どれくらい利益を膨らませていくことができるか
投資判断の役に立ちます。

少しずつですが時代は変化しています。
その変化の流れを耳を澄まして聞いていくことが投資でも必要です。
滑降のように速いスピードで利益を上げていけたら
一番いいでしょうが、
まずは転ばないところから始めていけば
投資リスクを低く抑えることができます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年2月17日(金)

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