中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第745回
上海振華港口機械の無償株発行から

上海振華港口機械は2003年本決算で10割無償を発行しました。
2004年本決算でも5割無償を発行しています。
また2005年本決算で10割無償を発行します。

もし2003年本決算前に同社株を購入していたなら
2003年決算の10割無償を受け取って
株数では2倍になっていました。
2004年決算の5割無償を受け取って
株数では3倍に増えています。
そして2005年決算で10割無償を受け取れば
株数が6倍に膨らみます。

2003年9月時点の株価は0.320USドルでしたので
1万株購入するのに必要な投資資金は38万円程度でした。
もしこのときに購入しておけば
現時点では3倍に増えていますので株数でも3万株になります。
現在一株の株価が180円だとしても540万円になっています。
値上がり金額でも38万円が540万円まで膨らんでいますから
38万円の投資資金から引いた利益では504万円になります。

現時点ではまだ
2005年決算の権利落ち日が発表されていませんので
今後2005年無償株発行分を受け取ったなら
株数でも6万株にできることが
今の時点でわかっていることです。

ここまでの結果を見ますとすごい数字ですし、
2003年9月に購入しておけばなあ、という気持ちにもなります。

しかし、このようなことは
株価の流れや無償株を見ながら
過去の数字から比較したなら
誰だってなんとでも言えることなのです。
過去の業績を見ながら現在どこまで株価でも上がったのか、
無償株でも増えたのかを比較していけばいいことですから。

実際の投資では過去の数字のように利益を出していくことは
なかなか至難のわざです。
中国株投資実践でこのような投資を行うことができるかどうか
そこが問題です。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年4月13日(木)

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