中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第749回
紫金鉱業集団の2005年本決算から

鉱物資源の探査・採掘、金精錬、販売を手がけている
紫金鉱業集団(コード:2899)
2005年以降金貨価格が上昇しその恩恵を受けて
株価は堅調に値上がりしてきました。
紫金鉱業集団の2005年12月本決算でも業績は順調に伸びています。

売上高 --- 30億3600万元 前年比 101.4%増
純利益 --- 7億400万元 前年比 68.5%増
EPS --- 0.13元
期末配当 --- 0.08元
株式配当 --- 10割無償

紫金鉱業集団の配当金、株式配当の権利落ち日は4月12日でした。
4月12日の終値は7香港ドルで、
13日の権利落ち後の株価は3.486香港ドルとなっていましたが
5.42%の0.189香港ドル値上がりし
株価は3.675香港ドルで引けていました。

同社の2005年8月の株価は1.6香港ドル前後でした。
また2005年12月の株価は2.6香港ドルまで上げていましたが、
株価が大きく上昇したのはその後で
2006年4月7日には7.25香港ドルまで値上がりしましたので
4ヶ月の間に2.78倍値上がりしたことになります。

業績が良好な企業や時流にのっている企業の株は
よく値上がりします。
逆に利益が伸びていかない企業の株価は
なかなか上がっていかない場合が多くなっています。

投資できるお金で
株価が安いから株数を多く買えるなどという理由で投資をしていると
利益を膨らませていくことができません。
また業績でも回復しそうだという期待だけで投資をすると
そのような企業の株価はなかなか上がっていきません。
業績が伸びていく企業の株価は上がっていきます。
現実に業績が回復していける見通しが出てから投資をしても
遅くはありません。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年4月19日(水)

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