中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第760回
自動車企業の決算から

自動車企業の2005年12月本決算での業績はよくありませんでした。

ファースト・トラクター(第一トラクター、コード:0038)
2005年12月本決算です。

売上高 --- 47億6600万元 前年比 12.2%増
純損益 --- −5000万元(前年は1200万元の黒字)
EPS --- −0.0642元

農業用大型トラクター等の建設用機械の製造販売を行っている
ファースト・トラクターは
市場競争の激化と建設機械部門が伸び悩み
増収ながら純損益となっています。

また、ブリリアンス・チャイナ(華晨中国汽車、コード:1114)
2005年12月本決算でも

売上高 --- 54億6900万元 前年比 16.4%減
純損益 --- −6億5000万元(前年は4900万元の黒字)
EPS --- −0.1771元

ミニバスの製造と販売を行っている
遼寧省政府系の自動車メーカーのブリリアンス・チャイナは
生産能力の過剰および競争の激化、
また、セダン車「中華」への減損引当金を計上したために
純損益額が6億5000万元となっていました。

小型トラック、ピックアップトラックなどを生産する
いすゞ系の自動車メーカーである慶鈴汽車は
2005年12月本決算で、売上高が前年比で9%増ながら
純利益は64.2%減と大きく利益は減りました。

同社は2005年9月にいすゞ自動車と
自動車エンジン、部品を生産する合弁会社を設立しました。
合弁会社は
いすゞの新型エンジンおよび部品を生産することになっています。

自動車産業では生産能力の過剰および競争の激化が深刻で
どの企業が勝ち残っていくか、
また利益も出せていけるのか
今の段階では判断がつきにくいのが現状です。
自動車企業は投資をしても利益を出しにくい業種です。

過去に慶鈴汽車に投資をしたことがありますが、
株価が上昇したおり2000年以降に全株売却しています。

自動車産業への投資は慎重にしたほうがいいでしょう。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年5月4日(木)

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